凱旋門にのぼってみたよ!

こちらは2013年の記事を再掲しています。現在とは情報が違う部分がありますので、予めご了承ください。

あの「凱旋門」に登ってみよう

オランジュリー美術館を出て、すぐ見えてくるのがコンコルド広場。と言っても、あの美しい飛行機のコンコルドが置いてあるんじゃないのよん。それは明日の楽しみよん(航空博物館に行くのだ)

有名な「オベリスク」を目印に

どーんと派手派手しく建っているオベリスクが目印。なんて書いてあるのかは読めん。象形文字チックだから、たぶんフランス人にも読めん。ここからダーーッと西に向かって延々と続く大通りが、あの有名なシャンゼリゼ。フランス人が発音すると「ショホンゼリゼ」みたいな響きである。

観光客で芋洗い状態の交差点を渡って、ずんずん行く。喉がかわいたので、屋台の売店で「アン オランジーナ スイルヴプレ」してみる。通じる、通じる。アジアの人々に慣れておるのだろう。

「3ユーロだよ」日本円で450円、たっか~!パリは物価が高いけど、特にここらは高そうだ。ちなみにオランジーナは日本のと比べて甘さが少なく、炭酸がきつい。ペットボトルの形もかわいくない。

シャンゼリゼ大通りを歩く

公園地帯を抜け、商業地帯にはいったシャンゼリゼの舗道。はるか彼方の凱旋門を目指して歩く。中国の団体さんがめっちゃ多い。ヴィトンの前で固まってた。

しかし大昔に来た時よりパリの街はきれいになってる。道の穴も少ないし、犬の落し物も見かけない。あちこちに大きなゴミ箱があるのが残念だけど、古い建物の中にスタバやマック。もうどこに行っても都会は同じ風景だ。

Arc de triomphe

凱旋門に到着。フランス語では「アルク ドゥ トリオンフ(Arc de triomphe) 」なのだそうだが、正確には最後にエトワール(de l’Étoile)がつくようだ。エトワール広場の、という事だろう。私のように、シャンゼリゼをずっと歩いてもいいし(けっこう遠いけどね)、地下鉄の駅の真上でもある。トリオンフ(toriomphe)と書いてある出口から上がればすぐ見える。

そして凱旋門は中を上って屋上に出られる。これもミュージアムパスでOK。この舗道の最も凱旋門寄りに、地下に下りるゲートがあり、そこから門の真下まで行けるので、券を買うなりパスを見せるなりして入って上る。ちなみに夜までやっているので、夜景も楽しめておすすめだ。意外と知らずに外から見ただけで帰る人が多いらしい。

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めっちゃ階段を上る修行

ただし…階段なんやわ(涙)前はエレベーターあったらしいけど、今は稼働していない。このような螺旋階段を必死になって上らないといけない。これけっこうしんどくて、足腰に自信のある私でも途中のホールで休憩が必要だった。靴はスニーカーをおすすめする。

しかし、のぼった先の素敵なパノラマを見れば、疲れも吹っ飛ぶ。すっごく風がきつくて寒かったけど、そして天気もあまり良くなかったけど、シャンゼリゼがまっすぐ伸びる様子の美しさよ!古い建物だし、ちょっと柵が低いので怖いけど、精一杯端っこで撮影してみた私よくがんばったw

シャンゼリゼから右を向けばエッフェル塔が。晴れた夏の日にここでピクニックしたら気持ちがいいだろうな~

そしてまたひいひい言いながら階段を下りて、一階へ。中には歴史的な展示物もあるので、眺めて楽しむのもお忘れなく。

戦争の勝利を祝った門だけに、英雄たちの名前が刻まれている。昔の人がどうやってこの大きな建造物を作ったのか、そのプロセスを見てみたい。

「ボンマルシェ」で惣菜を購入

夕飯は、パリで最も歴史あるデパートボンマルシェへ行き、総菜売り場に突撃!しかし、日本の感覚と比べると、めちゃくちゃ高いのよ。銀座のデパ地下の倍くらい値段がする。

オルベジーヌ様をいただいてみる

何だかメニューがよくわからないので、売り場のマダムに「オーバージーン(イギリス英語で茄子)」って言ったら、しばらく考えて「ウィウィ」って理解してくれた。フランス語だと「オルベジーヌ」になるのね。ということで、こちら茄子のファルシ(詰め物)。

そしてこちらが原木から切ってくれる生ハムと、ソーモンフュメ(鮭のディップ)。えらい塩分あるわーと思ったら、こいつはサンドイッチにはさむものだったとさ(笑)

ワインはラングドックの赤白を買ったけど、恐ろしくまずくて廃棄(涙)フランスでも美味しくないワインあるんだね。そんなこんなで、盛りだくさん過ぎる第一日目の終了。寒いシャワー(途中で止まる)入って寝る!