ドンムアンからアユタヤへ
さてさて、順番が前後したがドンムアン空港からアユタヤへの道のりをレポートしてみる。いくつものブログで取り上げられているので、もう見た情報も多いだろうけれど、ちょっと細かめに書くのでご参考までに。
まずはAmariホテルを見つける所から
いろんなブログで「国鉄に行くためにAmariホテルを探せ」「インフォメーションで国鉄は2Fからアクセスすると言われた」「見つからない!」という情報を読んでいて、よほど見つけにくいのかと思ったが、なんのこたぁない。バゲージクレイムから到着ロビーに出たらもう見えているw
ちなみにこれが出たところ。正面に両替屋。右に進んで右手側にセブンイレブン。私はまずここで虫よけスプレーを買った。空港を出た瞬間に蚊との闘いが始まるので。飲みものは駅でも買えるのでここじゃなくていい。ちなみにセブンイレブンは左に行ったところにもあるが、カウンターだけのミニミニ店。
正面からぐーっと首を左にやると。ほら、見えた「Amari」のサイン。黄色い丸のところがそう。小さい空港だからすぐわかる。
ここがホテルの入り口。正確に言うとホテルのエントランスのある2階通路につながるエレベーター。ちょっと人が並んでるから階段で行こうかな。
有名な「わかりにくい道」へ
よく「わかりにくい道」と言われている入口が、さっきのエレベーターから左に数メートル行った、この階段。よく見ると「Don Mueang Train Station」って書いてある。ここを上がって2階へ。
上がり切ったあたりにも、鉄道へのサインが。これをもっと表につけといてくれw
ここへ出る。左へ進もう。当たり前だが、エレベーターに乗ってきた場合は数メートル右側に出る。
有名な「わかりにくいドア」がこの茶色い看板の左手。ここからは外に出るので暑い。
降りる場階段が3つあるから注意
出たら外の渡り廊下。ここは3つ降りる階段があって、最初の階段は路線バス乗り場につながっている。駅に行く人はここで降りずに先へ進もう。
駅に行くには真ん中の降り口。階段じゃなくてスロープになっている。屋根が着いたスロープ、あれを降りる。
ちゃんと駅マークも出ている。ちなみにいちばん奥まで行くと、駅前屋台ストリートに出るので、ちょっと食事を~という人はどうぞお進みを。
これ、屋台ストリート。弁当も売ってる。ちょっと行ってみたい。
お疲れさまでした。駅に到着。ホームをいちばん向こうまで行くとチケット売り場がある。
ドンムアン駅、ひとめぐり
屋台に心惹かれながらも、アユタヤへ向かう。ドンムアン駅ってレポートしてる人少ないので不安だったけど、思ったよりいろいろあったので、わかった範囲でメモを。2021年には中央駅がファランポーン駅から新駅へ変わり、ドンムアン発着も変更あるかも。このゆるい雰囲気も今のうちかな~。
両替は駅に着いてからでいい
駅を利用する人に有益な情報あり。今までは、ドンムアンでは到着ロビーで両替をする人が多かったと思う。しかし、街中よりレートがかなり悪いしATMは手数料が高い。そこで、おすすめしたいのが駅に新しくできた「ハッピーリッチ」。さっきの駅の看板を正面にして、左を向いたところにある。
ここは街中で最もレートがいいと言われている「スーパーリッチ」と変わらない。この日のレートで3万円両替して8265バーツ。レートにして0.275500。スワンナプームの地下と、ドンムアン駅にある。ここはひっそりと誰も並んでいない。空港から街に向かう人もここまで来るといいよ。
ちなみに、ここの隣が食堂。クエッティオナーム(汁そば)や豚足のせご飯が食べられる。待ち時間にさくっと食べるにはもってこいの場所だ。
ドンムアン駅、設備や売店など
さて、次はドンムアン駅の中にはどんな施設があるのか。日本みたいに改札がないのでホームは外の道とつながっている。なので、やろうと思えば切符なしで乗れるが、列車の中で車掌さんがハサミ持って回ってくるのでアウト~。懐かしの改札はさみ久々に見たよ。
チケットはさっきも書いた通り、ホームの最も北側。駅員さんは簡単な英語で対応してくれるので、どこへ行くかと、クラス(1等、2等など)を告げ、現金で支払い。できたらクーラー付きの2等に乗りたかったけど、私の乗った時間帯はオーディナリー(普通列車)しかなく、3等オンリー。
切符売り場を反対側のホームから見たところ。中央、黄色いシャツの人がいるあたりがそう。ちなみに切符売り場側からはバンコク行き、反対側に渡るとアユタヤ行き。どの列車に乗ってもアユタヤまでは必ず行くので、最初に来たのに乗ってしまおう。
空港からのスロープを降りてすぐに売店。簡単な弁当も売ってる。冷たい水もここで買えるので、空港のお高い売店で買わなくていい。確か15バーツくらいだった。
ホームの外側の道にも屋台が出ている。これはムーピン(豚の串焼き)。ほかにも2~3の屋台が駅の外側にスタンバイ。
セブンの自販機も。これはやや高め。お菓子なんかも入ってる。
切符はでかい、風景はのどか
撮影したり探検してるうちに乗る列車が来て、お弁当が買えなかった。なんたる失態。でもこれ逃したら50分待つので仕方なく乗る。
お札よりでかい切符。書いてある内容をチェックしてみよう。
上の大きな枠、左は出発地「ドンムアン」、右が行先「アユタヤ」。下の段、左は列車番号。時刻表と照らすときに見るくらいかな。たいてい遅れるらしいけど。そしてその右は出発日、出発(予定)時間、到着(予定)時間。まぎらわしいのがその右で、CLASS3=三等車。他のうにゃうにゃはようわからん。その右は空欄、二等車や一等車のある列車に乗る時だけここにコーチ(車輛)と席の番号が記載される。いちばん右は値段。11バーツ(安)
ちなみに一番下、販売時刻。13:53だから発車時刻を余裕で過ぎているw このあと、10分くらいで乗れたので、むしろ遅れてくれてラッキーだったかも。
車窓の風景はとてものどか。汽車なのでときどき汽笛が鳴る。物売りさんもやってくるけど、ペットボトルの飲み物とドライフルーツだけだった。
アユタヤ駅に到着
アユタヤ駅に到着。アナウンスはないけど、みんなぞろぞろ降りるし、親切なタイの人々が「アユタヤやで」と声をかけてくれるので、すぐわかるはず。
ホームはこんな感じ
ホームはレトロでかわいい雰囲気。ベンチもいっぱい。小さいけどカフェも売店ある。タイ国鉄の中では大きな駅なのだろう。
切符売場。昔の日本の国鉄みたい。汽車も日本の引退したのが走ってたりする。
ここを出ると、すぐに車道が走っていて、それを渡ってしばらくまっすぐ行くと、向こう岸に渡る船乗り場。駅前で一応Grabを試してみたのだが、ドライバーから「駅エリアには入れないので」とキャンセルが来た。バンコク市内でも乗降禁止の場所があったので、Grabを使う時は駅などから離れた方がいいようだ。
トゥクトゥクに乗車100バーツ
仕方なくトゥクトゥクを探す。外国人には向こうから寄ってくると聞いていたが、あんまりやる気がないようで(笑)道の向こうにたむろっている。駅出口の左に管理者と思われるおっちゃんが立っていたので、声をかけるとトゥクトゥクを呼んでくれた。道向こうから1台やってくる。
タイ語で「駅からホテルまで80バーツ」と書いた紙を見せたが「街までは一律100バーツ」と言われ、交渉するのもめんどかったので乗車。仕切りのおっちゃんが私の100バーツと地図をドライバーに渡して出発。
荷台はフルオープン。ガタガタ道をむっちゃ飛ばすので、なるべく奥に乗ろうぜ!スーツケースが転げていかないよう、しっかり手で押さえておくことも忘れずに。以上、ドンムアンからアユタヤまでの道案内だん。