天国の入江「コンチャ・デ・ペルラ」に感動

Good morning Isabela

屋上レストランで爽快な朝ごはん

おはよ~~イサベラ島。「ホテル・パライソ・デ・イサベラ」の朝食会場は屋上である。こんな風景を眺めながら、すがすがしいスタート。

ガラパゴスは吹く風も涼しい。一応赤道直下ではあるけど、一年中20度くらいらしい。朝夕は薄手のカーディガンをはおってちょうどいい。昼間、ガンガンに太陽が照らしている時だけ、さらっとした夏の気温になる感じだった。

そんなさわやかな朝のメニューはこんな感じ。日によってメニューが違い、シリアルだったりフルーツだったり。コーヒーと紅茶はインスタントをセルフで。この国はコーヒーの産地なのに、スーパーにはインスタントばかり。私は自分のドリンクを持ち込んでたけど、他の人は砂糖をがんがん入れた濃いコーヒーを飲む人が多かった。

バナナ半分が給食っぽい(笑)りんごの横はグアバだった。

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まさにHeaven’s cove

行くべし!「コンチャ・デ・ペルラ」
宿から港までゆったり歩いて約20分くらいだったろうか。港には町へ行くタクシーが停まっているけど、逆向きは見つからないので歩くしかない。今日は港の近くのシュノーケリングスポットへ行くのだ。この旅行のために買ったフルフェイスのマスクは本当に良かった。鼻から息が吸えるんだぜ!→(これな)■

このゲートは港から街へと続く交差点にある。ここをまっすぐ行くと港で、その少し手前に「コンチャ・デ・ペルラ」に行く林の中の遊歩道がある。前の記事でも紹介したが、「コンチャ・デ・ペルラ」は英名「パール・シェル」と表記されている場合もあり「真珠貝」という意味だ。歩いて行けるシュノーケリングスポットとしては、こんな素敵な場所はない。

ああカン違い、強制送還未遂事件

「コンチャ・デ・ペルラ」に行く前に、大事件が起こった。

「サンタクルス島からのフェリーも時間があいまいだったし、せっかく港まで行くのなら次に乗る船の出発時間を確認しておこう」とマジメなことを思ったのが大間違いだった。港の係員に「明後日の船でサンタクルスへ行くんだけど、この時間は正しいの?」とチケットを見せたところ、あんまり英語がわからない係員が「この人は今出発したばかりのフェリーに乗り遅れたんだ!」と勘違いし、水上タクシーに有無を言わさず乗せられ、沖に停泊しているフェリーまで連れていかれたのだ。

しかし、水上タクシーのドライバーが英語がわかる人で助かった。「明後日なのよ!乗るのは明後日!時間を確認しただけなの!」と訴えてようやく理解してもらい、港へ引き返してもらった。(そしてしっかり1ドル取られた)

いやー、肝が冷えた。「水上タクシーに乗れ!」と言われたときは意味不明だったけど、途中で「うわ、勘違いされてる」とわかった瞬間「とーーーめーーーてーーー!」と絶叫したさw 言葉の通じない国で余計なことはしちゃいかん。とうとう船の時間は確認できなかったが、沖にフェリーがいたということは、明後日もこれくらいの時間に出航するのだろう。だんだんガラパゴスのルールがわかってきたぞw

「コンチャ・デ・ペルラ」への道

さてさて、気を取り直してシュノーケリングである。(1時間くらいアドレナリンが出ていたがw)

タクシー乗り場(青い丸)と港の間にある道から、林に囲まれた遊歩道(黄色の線)が伸びている。そこを抜けると、めざす「コンチャ・デ・ペルラ」である。下の写真の看板から入っていこう。

遊歩道には先客の方々がいらっしゃるので、足元に気をつけて、踏んづけないように進むべし!イサベラ島は海イグアナの生息数がひじょーーーに多い!

ウミガメやエイと一緒に泳いだよ!

波がなく、初心者にも泳ぎやすい

ここが「コンチャ・デ・ペルラ」。肉眼で見た方がずっと透明度が高いよ~。

4畳半くらいのウッドデッキがあって、両側に階段。そこから海へドボンするのだけれど、やはりここも水が冷たいのでいきなりは入りにくい。

そのため、階段の一番下から徐々に水に体を慣らそうとするも、下は深い入江になっているので、なかなかうまく入れない(涙)他の人のジャマにならないよう、なるべく端っこでがんばってようやく海へ。

かなり透明度は高い、やがて隣に何かが・・・

おおお、シュノーケルを通して海底まで見える。なんという透明度。フィンなしでヨタヨタしながら、それでも頑張れば沖の遊泳禁止エリアまで行ける。

そして…全く初心者の私だけど、な~~んと初日にエイ、翌日はウミガメと一緒に泳げた!!!海中で見かけたときの感動と来たら!運が良ければガラパゴスペンギンにも会えるそうだ。アシカもよく来ている。もちろん熱帯魚は花畑みたいに泳いでるよ!もう、ほんと天国!

もちろんウッドデッキにも先客がいらっしゃるので、失礼のないように。あら・・・男の子^^

あら、階段にも先輩が。こうなったらもう一方の階段を使うしかない。両側封鎖の場合は気長に待つべし。

ちなみに午後より朝の方が水が澄んでいるし、人が少ないのでゆったり遊べる。9時ごろに来たら貸し切り状態だった。ただし水はめっちゃ冷たい。

Local lunch again

また来た、ローカルおばちゃん食堂

昨日みつけた開放的なレストラン「EL TOQUE DE MELIDA」へ、また来てみた。もうおばちゃんたちも、謎の東洋人を恐れはしない。

今日のメニューは「Sopa de Legumbres」、これはたぶん野菜のスープ?(Legumbres=後で調べたら豆または野菜だった)

セグンドがEnsalada de Remolacha(ビーツのサラダ)にPollo(チキン)またはPescado(魚)。よし、今日は魚にしてみよう。「ぺスカド、ポルファボール♪」

こってりしたポタージュスープ、これは栄養満点でしょう~。野菜の甘みがたっぷりで美味しかった。

魚は白身のフィレで、粉をつけてカリカリに揚げてある。これがちょっとしょっぱくて白ご飯に合う~~。魚と米は鉄板のコンビだわ。ビーツのサラダもあっさりした味でなかなか。ただし、触れている部分のご飯がピンク(笑)これにフーゴ(ジュース)がついて5ドル。いい店をみつけたわ。