ラス・ペーニャスの丘への行き方

「ラス・ペーニャス」へのルート徹底解説

グアヤキルの数少ない観光名所の中で、誰しも足を運ぶ「Las Penas(ラス・ペーニャス)」。行き方を検索しても「階段で行けますよ」とか、せいぜい「マレコンから行けますよ」くらいの情報しかなくて、不安になってる人も多いと思う。実際、私もそうだった。

そこで、現地の人から教えてもらった安全で正しいラス・ペーニャスへの道のりを、写真付きでレポートすることにした。「そんなんなくても行ける」という人は、読み飛ばし推奨。

丘へ登るコースは2つあるのだ

下の地図にざっと周辺情報を入れてみた。カラフルな灯台がある頂上が上の赤い丸。そして登り口はAとB、二か所になる。ただし途中からつながっているので、どちらを選んでも大した差はない。

どちらのコースを取るにしても、まずはマレコン最北端の美術館や映画館のあるエリアまで行く。そこに一階に下りる階段があるので、それで地上へ。

ここを通り、どんどん北へ進む。すると、そのうち広場が見えてくる。

スポンサーリンク

Aの入り口から入るには、この道順

広場に出る。露店が出ているときがあるが、気にせずどんどん道路の方へ進む。

この右手奥に、道路へ出る門がある。地図の緑のあたり(正確に覚えてなくてスマソ)。渡って左に進み、曲がり角を右折すれば、やがてガイドブックなどでおなじみの「番号のついた階段」が見えてくる。あとはそこを上るだけ。(地図の点線は階段をあらわす)
標識に沿っていくとB入り口なので注意

注意としては、道路をわたるときこの看板があるが、これに従って右へ行くとBコースの入り口になる(後述)番号付きの階段で上がりたい人は、左折してAコースへ。

右折して階段に向かう道はこんな感じ。

Aコース入り口に到着。ここから長い長い修行が始まるのじゃw

Bの入り口はこちら。やや急階段

こちらは、さきほどの出口にあった標識どおりに進む。地図では道路沿いの道に見えるが、実際は階段を上がって舗道に入る。

ルートはこのようになる。少し歩くが、やがて下の風景が現れる。

ここを上がる。少し階段が急だが途中で見晴らしのいい展望台がある。

途中からAコースと合体するぞ

登っていくと突き当りになるので、左に進む。そうするとAコースと同じ道に出る。そこからは頂上まで延々と上るのみだ。(ブルーがAコース、ピンクがBコース)

ちなみに階段に書いてある番号はこれ。あと少し、という励みにはなる。

ようやく頂上に着いたよ~

何度も休憩しながら頂上に到着。もう汗びっしょり。そこに何があるかと言われると、小さな教会と灯台しかないのだが、まあグアヤキルに来た記念にはなる。

これが教会。中に入ると若干涼しい。ちょっと休憩させてもらった。

こちらは灯台。エクアドル国旗色。なぜここに灯台があるのかは不明。中には入れないようだ。周囲は地元の若者が多い。

頂上からカラフルな街並みを見渡す。かつてこのエリアがスラムであったとは信じられない。今もこの丘の向こう側は立ち入ると危ない区域らしいが、昼間のラス・ペーニャスに関しては全く問題ないのんびりムードだった。

Nuseo Nahim Isaias

小さな美術館「Nahim Isaia」にやってきた。入場無料、受付でパスポートを預けないといけない。にこやかなマダムが対応してくださった。

すぐ近くに何やらゴージャスな建物があるなと思ったら大学だった。

作品はこのような、モダンアートが多い。人が少ないのでゆったり。

スプーンに絵を描いてある作品群。ぐーっと寄らないと意味が分からんよw

寄ってみた。芸の細かいこと。これがいちばん印象的だったかな。

これは日本のイメージなんだろうか。どの力士がモデルなのかな。

再び「セビチェ」が食べたくて

この日の深夜(正確に言えば明日の早朝)便で旅立つ私。昨日ホテルパレスで食べたセビチェが忘れられず、街のシーフード屋さんでお持ち帰りにトライ。

このような店があちこちにある。気軽に持ち帰りができるのがいい。ミクストを頼んだら「ノ、カマロンソロ」と言われた。「ミックスはない、エビだけのならあるよ」という意味だろう。「ビエン、カマロンソロ」と言って5ドル払う。

持ち帰った中身がこれ。カップヌードルをやや大きめにしたくらいのカップに、ぎっしり詰め込まれたエビ!アボカドも入って非常にゴージャスなのだが、ちょっとばかり塩がきつすぎて、最後まで食べられなかった。残念、やはりホテル・パレスには到底及ばぬ・・・

さあ、夜中の2時半出発に備えて仮眠をとるぞ。