ブエノスアイレス、空港からのアクセス

まずは空港内で1時間半費やした

ブエノスアイレス到着。イミグレの記憶がない、ということはすんなり通過できたんだろう。でも、その後が苦労した。ここでも荷物が出てくるのが遅くて「ロズバゲいや~んいや~ん」と震えたが、最後から数えて何番目かくらいに出てきた。泣く(´;ω;`)ウッ…

ブエノス名物、両替行列を体験

ようやく荷物をピックアップして、空港内の銀行へ向かう。市内にも両替はあるけど、安全面から大きなお金を持って歩きたくない。英語が通じるかどうかもわからんし。なので、空港でアルゼンチンペソを手に入れたい。

そう考える人が多いのだろう。来ていた通りの長蛇の列。場所はバゲージを出て右手に進み、右側に見える細い通路を入った先にある。なんでこんなわかりにくい所に(涙)仕方なく並ぶ。

途中で「おっ、ATM?」と思う機械をみつけたけど、もし違ったらまた並び直さないといけないのでやめた。誰も使ってないところを見ると口座のある人専用なのかもしれん。

なんとか現金ゲット。100ペソはエビータ。3万円分だけ替えて、あとはクレジットカードでしのぐ。(ブエノスアイレスはカードOKの店が多い)現金は下落の一方で、あまり一度に大金を替えるとリスキー。しかもペソは他国では両替できないし、使い切るしかないのだ。

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Tienda Leonバスで市内へ

ようやく空港から出られる。ブエノスアイレスの治安も不安な噂しか聞かないので、びくびくしながら「Leon」のバス乗り場に向かう。正式名称は「MANUEL TIENDA LEON」。私みたいな貧乏人が安全に市内に出るには、たぶんこれ一択じゃなかろうか。

クレジットカードOK、英語もOK

正面玄関を出て道を渡ったところに、ライオンマークののチケット売り場を発見。空港内にもあるらしいが、よくわからなかった。

国鉄駅「レティーロ」までのチケットをくださいと言うと「あっちだよ」と指さされた。ブースが2つあったのね。空港を背にして左が発券所だ。

これチケット。「レティーロまで。ホテルへのミニバスつけてください」とお願いして行先の住所を見せると、追加料金こみで発券してくれる。計340ペソ。(さっき公式サイト見たらミニバスなしで370になってた!インフレや~)ちなみにミニバスは市内ならどこでも同じ追加料金なので、バスターミナルからタクシー乗るより安いし安心。

やぶってある部分がエセイサ(国際空港の名前)からレティーロ駅のバスターミナルまで。そしてその下にあるのがオプションでつけたホテルまで。乗るときにこの部分をビリッと破り取る。なのでこの紙は到着まで捨てないように。

所要時間は約1時間、wifiは…あれぇw

バスが来た。割とひんぱんに走ってるので、待ち時間は気にならない。係の人にスーツケースをトランクに入れてもらって乗車。ちなみにLeonバスは、エセイサ空港からエアロパルケというもうひとつの国内線空港(羽田みたいな感じ)に行く路線もあるので、間違えないように。

乗ったで。まあまあきれいめなシート。wifi完備とあったけど、あれれれ…つながらない、まあええかw

ちなみにこのLeonバス以外にも、100円弱安い(笑)「Arbus」が市内にアクセスしている。こいつは行先の選択肢が多いらしいけど、いまいち情報が少なかったのでパスした。どうせホテルはレオンの停まるレティーロに近いしね。

あとはタクシー、シャトルバス、これらは一人じゃちと高いが、複数名なら便利だと思う。最も安いのはコレクティーボと呼ばれる路線バス。これはめっちゃ安いけど現金じゃ乗れないし(SUBEという交通カード必須)旅行者には難しい。やはり慣れない旅人はLeonが安心だ。

ターミナルからホテルへのミニバス

バスがターミナルに着いた。レティーロ駅ではなく、近くにLeon社の本社があり、そこがターミナルになっている。よかった、レティーロ駅は北側に南米でも有数のスラムがあり、近づかない方がいいと言われているからビビってたのよ。

バスを降りて係員さんにチケットを見せると、もう一組(にこやかなご夫婦)と一緒に乗せていくので、ここで待つように言われた。そしてやってきた車はミニバスというかミニバン。さっきの係員のお兄さんが運転手さんに早変わり。ナビを見ながらホテルの前ぴったりにつけてくれた。おお、これなら安心。
なお、Leonのバスターミナルからタクシー乗ろうとしてる人は要注意。タイミングによるかもだが、私が利用したときは行きも帰りもタクシーは一台も停まっていなかった。また、歩いて地下鉄駅に出ようとするとけっこう遠い。荷物が多いときは気をつけて。

Top Rentals

今回の宿「Top rentals」。ホテルではなく、バケーションレンタルにした。キッチン付き広々ワンルームで、ジム、プール(夏季限定)、ランドリールームも備わってる。たぶんお金持ちさん用のマンションなんでしょう、そこらで一番目立つ建物だった。

ドアマンがいるから防犯もばっちり

巨大なビルはオフィスとレジデンスに別れ、レジデンスの方に「トップレンタルズ」が所有する部屋がある。入り口は2つあり、向かって右がレジデンス。守衛さんに宿泊客であることを告げて、レセプションに電話してもらう。

受付のある16階へ来てください、との事でエレベーターへ。45階建てなの?うへ~。オサレなインテリアのレセプションでは、黒のパンツスーツを着たラテンの美男美女が、きれいな英語で部屋の説明をしてくれる。アパートなので機能の説明が多いが、コピーした紙をくれるので忘れても大丈夫。

正面が私の部屋。地上27階、地震が来ませんようにと怯える。てゆーかドアがどれも同じで見分けがつかんw シール貼ったろか(いけません)カードキーで開けて入室。

お部屋。ゆったり広い。落ち着いた雰囲気で、こりゃくつろげそう。1泊の料金は1万円ちょい。ブエノスアイレスのサービスドアパートメントでは、やや高めと思われる。もっと大人数が泊まれる部屋もあり。

食卓。ライトがかっこいい。さりげにインテリア雑誌が置いてあるが読めぬ。

キッチンもすっきりしてきれい。でも生活感がないというか、いろいろ足りないものがあるので、本格的な料理はどうかな。レンチンとラーメンはOK。

バスタブ!バスタブ!これが本当はいちばんの決め手だったぜ!

ブエノスアイレスの街灯りを見下ろす

高所恐怖症だが、ベランダに出てみた。おおっ、尻がゾクゾクするぅ!

夕方に着いて、あっというまに深夜。疲れたので今夜はこれ飲んで寝る。「Quilmes」という名のアルゼンティーナ・セレベサ。キルメスはブエノスアイレス近くの土地の名前。色が国旗でかわいい♡