2019台北、うまいもの紀行

ぷらっと台北、午前便でGo

しばらく台湾に行かないと血中の何かの成分が薄まる気がする。身辺いろいろあって慌ただしい時期だったが、正月明けに無理にスケジュールを押し込んで行ってきた。早朝のリムジンバスで関空へ。台湾も晴れてるといいな~

関空に着いたら台湾SIMカードを購入

以前は桃園空港に着いてから、中華電信のカウンターでSIMを購入していたけれど、けっこう時間帯によっては並ぶのよね。なので、今回からは関空で購入していくことにした。最近、大きな空港ではこのSIMが出発前に購入できる。値段は1400円。台北で買うのと200円くらいしか変わらない。

販売所は関空の1階。鉄道駅のレベルの一つ下にある。壁際にたくさん通信関係のブースが並んでいる中で、いちばん右端にこの看板を発見。ここが海外用SIM売り場だ。まだ日本国内なので開通まではやってくれないが、ちゃんと日本語で書かれた説明書がついてくるので、誰でもかんたんにセットできる。

ちなみに姐は台北で使えるフリーのWifi「iTaiwan」にも登録しているが、なかなかうまく電波をキャッチできないし、人が多い所や歩きながらだとつながりにくい。ちょっとまだ快適な実用レベルには至ってないかなという印象。サクサクつなげたい人はSIMかルーター使用をおすすめする。

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桃園到着、MRTで台北市内へ

もう開通以来、何度も往復した空港MRT。今回は終点の台北駅からホテルが近いため、タクシーを利用する。このエスカレーターを上がってぐるーっと逆方向に進んだ所に乗り場があるが、けっこう遠い…。地上に出て流しのタクシー拾った方がよかったかな。

今回の宿その1:建山大旅社

今回の旅程は4泊5日。前半はこの「建山(ジェンシャン)大旅社」に泊まる。場所はこちら、台北駅の北側。問屋街として有名な「迪化街(ディホワジェ/ゆうかがい)」にある。

タクシーに住所を告げれば、運転手さんが探して「あれだよ」と教えてくれるが、歩いてアクセスする場合は非常にわかりにくいので、ビルの高い所に出ている看板を探すといい。

迪化街は何度も買い物に来たことがあるが、泊まるのは初めて。最近ここらは古いビルを若いオーナーさんたちがリノベーションして、おしゃれなホテルやカフェができている。台北駅や中山から近いので、ロケーションとしては便利だ。

ここが入り口。レトロな構えで女子心をぐっとつかんでくる。朝9時までと夜9時以降はロックされ、ゲストは入り口横の機械を操作して出入りする。ちなみに日本語OKと紹介されている予約サイトもあるが、私が滞在した間は日本語話者はいなかった。英語はスタッフ全員ばっちり。

お部屋も作りこんであるわよ

部屋は思い切り女性向け。お洒落台湾を満喫したい人にはよろしいのではないかと。小さなテーブルにアンティークなライト。冷蔵庫はかわいいんだけど、いくら待っても冷えないw

※左下に段差が写っているが、姐はこれで何度か転んでケガをしたので、部屋の中を移動するときはくれぐれも足元にご注意を。

ドリンクコーナーのアップ。お水は2泊で2本いただける。アメニティも日本のビジホ並みに揃っていて、何不自由なくステイできる。

とりあえずダブルで定員は2名。しかしベッドは二人寝るには狭いような。まあ部屋が小さいので仕方ない。このクッションは「花布」という客家(はっか/客家語を話す漢民族の人々)文化のものである。

客家花布は華やかな色柄が日本でもじわじわ人気が高まっていて、迪化街ではこの花布グッズがたくさん販売されている。布が欲しい人は、迪化街の中心となる永楽市場の2階へ。ワンフロア全て布市場だ。

問題はバスルーム。カーテンもドアも何もないので、シャワーを使ったらトイレまで水浸しになる。靴を履いてトイレに行かねばならぬので困る。

一階の共有スペース。古道具を見るだけでも楽しい。

ホテル内のディスプレイも素敵

このホテルにはエレベーターがない。荷物は受付のお兄ちゃんが運んでくれるが、出入りするたびに5階までひいひい言いながら階段を上がった。せめてもの慰みは、フロアを飾る素敵なディスプレイ。

各階ごとに内装が違うので、うろうろしてみるといいかも(不審者に間違われないように)

階数表示もかっこいい。老人なので3階くらいにしといて欲しかった。

「資生堂」の文字が見える。台湾にも昔から進出していたのだろうか。

このかわいい花柄の提灯を探したけれど、ついに見つからなかった。

さて室内探検が終わったのでMRT駅へ向かう。今夜は台北の友人と食事の予定だが、その前におやつを食べに行く。朝から何も食べてないのよ~