ロンドンでアート三昧の旅 :準備編

こちらの記事は2012年の再掲です。多少情報が古いことをご了承ください。

たまったマイルでロンドンへ

 

行き先・・・London
日程・・・2012年2月11日~18日
人数・・・いつものように一人旅
航空会社・・・日本航空
ルート・・・福岡→成田→ヒースロー

オフシーズン狙ってみたら冬休み
出張や日々の散在で、たまり続けるマイレージ。ちょうど3月でどっさり期限切れになりそうだったので、年明けに休みを取って特典航空券を使うことにした。ロンドンを行き先に選んだのは、オフシーズンだけに多少は観光客が少ないだろうと見込んで。(そしたらイギリスでは子供の冬休みの最中だったという悲劇)
また、最近はTwitterやFacebookなどで海外の方と知り合いになる機会が多く、中でも同年代の女性の友人が多く住むロンドンは、彼女たちに会う目的も含めて、楽しい旅になりそうだと思ったのだ。
目的をアートに絞り込んでみた
 短い滞在を精一杯楽しむために、今回はテーマを「美術館&博物館」に絞ることにした。実は私は今回が2回目の英国(この記事を書いたのが2012年、その後2回訪れている)なので、ベタな衛兵さんの交代式などはすっ飛ばす。さらに私は美術大学出身で趣味は美術館めぐりという隠れたプロフィールがあり(なぜ隠す)せっかくミュージアム天国・ロンドンに行くのだから、没頭しない手はない。ロンドンでは国立の施設はだいたい無料だし(←ここ重要)
ホテルは西側のアールズコート
 ロンドン中に散らばる美術館を、いかに効率よく回るか。Tube(地下鉄)の路線図とにらめっこして考えた結果、ロンドン西部「Earl’s court(アールズコート)」駅に程近いホテルを拠点に選んだ。

ここはヒースロー空港に乗り入れているピカデリーラインで、ロンドン中心地へ向かって一本で行けるので超便利。ロンドン地下鉄は中心地から郊外へ向かって、順にゾーン1、ゾーン2・・・と料金が高くなるのだが、アールズコートはゾーン1と2両方の境目で、主要なラインが複数乗り入れしている。また、駅前にもスーパーや飲食店が多くあり、足回りとしてはかなり良い条件である。
通信はポケットWifi@2012
※2012年の記事なのでめっちゃ情報が古いw
 さて、やっとデジタル化してきた私の、旅先での心配がインターネット回線だ。昔はそんなものなくても行動できたが、あると便利なのでつい頼ってしまう。今回はスマートフォンを使用するため、特に電波は欠かせない。泊まるホテルにもフリーwifiはあるものの、部屋で使えるかどうか怪しかったので、ポケット型wifiルーターをレンタルすることにした。
電話会社で海外パケ放題だと1日2000円近くかかるが、これだとひとつで5台までつなげて、1日1000円以下。日本の出発空港で借りて、また空港に返却できるので「おお、なんてお得な!」と思っていたが、ロンドンで借りるともっとお得なことが判明した!
 アメリカ資本の「Tep」という会社で、世界中で借りられるwifiモデムらしい。日本のと同様に、事前に予約して支払いを済ませ、空港で借りる&返却。または専用封筒で現地ポストから郵送、というシステムだ。問題の料金は、なんと日本の半額以下!保険をつけても8日間41ポンドでおさまる。ただし多少の英語力は必要だろう。頑張って喋るのだ、5000円浮くのだから(笑)
ところが、これを契約した後にまたまた安いプランを見つけてしまった。悔しいが、皆さんのために紹介しておく。 
 アメリカ資本の「Boingo」という会社だ。ここの場合は機械を借りるのではなく、サイトからクレジットカード番号を打ち込み、1ヶ月契約をすれば、その瞬間から使用可能になるシステム。「えー、そんなに長く使わない~」と思うかもしれないが、なんと7.95US$!円高ばんざい、1000円以下で一ヶ月使える。(端末2台まで)しかも上記Tepは1日あたり150MBの制限があるのに対し、こちらは使い放題。ヒースローは大空港には珍しく、フリーwifiが飛んでいない(ケチ)ので、出国審査後も使えるこちらにすれば良かったと、とっても後悔した。
以上が、今回の準備の重要ポイント。毎回失敗ばかりのどんくさい旅ではあるが、ちょっとずつ進化しているのだ(笑)
 何度も書くけど、この記事は2012年の情報なのでちょっと古い。ほんの7年で通信に関する常識は変わってしまった…そのまま残しておくけど、ああこんな時代もあったのねと思っていただければ(笑)