コタキナバルで買ったものたち
民族楽器「SOMPOTON」
マレーシアの民族楽器。名前は「SOMPOTON」というらしい。ひょうたんと竹を組み合わせたもので、黒いつぎめの部分はベタベタしたゴム。天然の形のままなので、当然個体によって音色が大幅に違う。
博物館の売店で買ったのだが、店員のおねーさん「吹いてみ!吹いてみ!」とぷーぷー鳴らしているので、きっと多くの方の試し吹きにさらされたブツなのだろう(苦笑)
カゴにつまれた中から、作りがしっかりしてそうなものを選んで購入。音はフカー♪っとした、雅楽の笙を頼りなくした感じ。どこを触れば音階にたどりつけるのか、いまだに模索中。いつか上手になったら、宴会芸として披露したいともくろんでいる。田中健のケーナを超えるか(笑)
こちらも民族楽器「ハンドピアノ」
一方こちらの丸いものは、ハンドピアノという楽器。ココナツを半分にして、上に板と金属棒をつけている。中が空洞になっていて、金属の棒をはじくと反響する仕組みだ。
音はキンコンとマリンバのような感じでかわいい。そして、天板に描かれた模様のかわいいこと!何種類もある中から、カメの模様をチョイスした。
また、ミニサイズのものもあり、こちらは楽器が好きな父へのお土産に。ミニは音がハイトーン。かわいらしいキンコンサウンドが楽しめる。
お茶はサバ州の名産品
マレーシアはお茶の産地としても有名で、中でもこの「BOH(ボウ)ティー」は、トップブランドとして人気が高いそうだ。パッションフルーツやライムなど、南国らしいフルーツフレーバーのお茶をいくつか買った。これは、お茶好きな私と、同じくお茶好きな女友達のために。パッケージもかわいい。こういう箱をキッチンに置いておくのが大好きだ。
こちらは、サバ州特産のお茶「サバティー」。どのガイドブックにも載っている、この地の名物らしい。ホテルのティーセットの中にも入っていた。
スーパーに山積みになっているところを見ると、地元民もガンガン飲むようだ。味は紅茶と緑茶のハーフ、といった感じで、飲んだあとのすっきり感が非常によろしい。特に、アイスにするとすっきりさっぱり、油が流れる感じ。お徳用をもっと大量に買ってくればよかった。
カレー粉の種類が豊富
マレーシアはインド系住民が多いので、カリー関係も充実している。日本でMIXスパイスやギー(インドバター)を買うと高いけど、KKではプリングルズのショート缶くらいのカレー粉が200円弱。ギーも150円くらい。
カレー粉は魚用と肉用に別れていて、魚の方が香りがやや強め。市販のカレールーを滅多に使わない我が家では非常に重宝している。
袋入りカレー粉あれこれ。こちらでは「KARI」と表記されるようだ。これだけあれば、何年カリーが作れるかという大袋(笑)
下の小さい袋は、こちらの名物「フィッシュヘッドカレー」の専用パウダー。実際のフィッシュヘッドカレーには魚の頭だけでなく、骨やアラも入っている。日本で言ったら、アラ炊きに近い感覚の食べ物だろう。現地では食べられなかったので、家でチャレンジしてみる予定。
甘くてまったり「カヤジャム」
こちらは「カヤジャム」。現地の言葉では「セリ・カヤ」だ。ジャムと言っても、ココナツミルクを砂糖で煮詰めて卵を入れた、カスタードクリームに近いようなもので、腐りやすいためか缶詰で売られていることが多いようだ。
カヤトーストはもちろん定番の美味しさだが、アイスクリームに混ぜて、ココナツアイスにしたら抜群に風味が良かった。製菓材料としても優秀だと思う。
エスニックな調味料も忘れずに
シンガポールチキンライス(海南鶏飯=ハイナンチーファン)に欠かせない、ソース2種。
左はケチャプマニス。どろどろしたカラメルソースで、これは滅多に日本ではお目にかからない。右はチリソース。タイのスイートサワーソースは日本でも求めやすいが、この甘くないガーリックが効いたタイプは貴重だ。値段はどちらも100円~200円程度。これさえあれば、いつでもチーファンが作れる。
ちなみにシンガポールやマレーシアではもう一種、ジンジャーソースが出てくるが、これはすりおろしの生姜にチキンスープと煮切り酒を入れて手作りしている。
ジンジャードリンクの素
シンガポールで買った、ジンジャードリンク。ずっしり重かったので、お茶ではなさそう。会社の方に差し上げたので、お味は不明。
それにしてもシンガポールとマレーシアは生姜系のものが充実していた。いや、スパイスや薬味がすごい。冷え性の私としては、せっせと香辛料を買い込んで来る冬に備えることにした。安いし。びっくりするほど。
スーパーで買い集めたお菓子
赤と黄色の袋は、大人気のマンゴーグミ。これ見つけた人は、買って正解。すごく歯ごたえがあって、味も美味しかった。
ホテルでパッキングしてる時に、様子を見に来たリンリンが「これ美味しいよねー!」と言っていた。地元民にも絶大な人気があるらしい。ひと袋100円弱で、これでもかと入っている。
粉末ココナッツミルク
これが今回、目からうろこのお役立ちアイテム!「ココナツミルク粉末」。日本では缶詰でしか見たことがないが(2011年当時は粉末は日本で珍しかった)、これはお湯で溶かすだけでココナツミルクができるので、カレーやラクサが簡単にできる。
1RMしなかったので、たぶん20円くらい。いつも缶入り250円で買っていたので超うれしい。
水牛の角の工芸品も名物
珍しい、水牛の角で出来たサラダサーバー。実用に耐えうるのか、ただの工芸品か。とりあえず水洗いは大丈夫みたいだ。(水牛だから水には強い?)
大きさはスープ用のレードルとカレースプーンの中間くらい。視力検査にも使えそうだ(笑)お値段は今回の旅で最も高かったが、それでも1本2000円くらい。このほかにも安価でコーヒースプーンなどがあった。大きいものほど削りだしが難しいので、高価になるそうだ。色は、写真のMIXのほかに前面が黒や飴色のものもあった。
甘い甘い「コピ=コーヒー」
「KOPI」と書いて、コピ=コーヒーの意味。これはスーパーで見つけた変り種。バッグに入ったコーヒーをカップに入れて、お湯を注いでしばらく待ち、バッグを引き上げていただく方式らしい。
これ以外のものは、たいていインスタントの粉になっていて、2in1(砂糖入り)とか3in1(砂糖とミルク入り)とか書いてある。ブラックコーヒーを探したが、ついに見つからなかった。
カフェに行っても、何も言わないと砂糖&ミルクがデフォで入って出てくるお国柄をあらわしている。ただし、空港のスタバは日本と同じくブラックで出てきて自分で砂糖を入れる方式との事。
粉末アイスライムティー
会社へのお土産のひとつとして買った、BOHのアイスライムティー。女子がすきそうな甘酸っぱいお味で美味しかった。家にはピーチも買って帰ったが、そのまま飲むより凍らしてシャーベットにする方が多かった。
「VINCI」で靴を爆買い!
スリアサバ一階のブティックで、まとめ買いして驚かれたサンダルとバッグ。セールで半額だったものもあるが、バブリーなジャパニーズまるだしだったかも・・・
こちらは一年中暑いので、サンダル文化なのだ。中でも「VINCI」はデザインが良く、アジアンサイズで履き心地も良い。
以上、これにてコタキナバル編は終了。次は、トランジットで立ち寄ったシンガポール編へ。