バンコク「コスメ」買い物ガイド

タイは美容王国!コスメ天国!

いっとき韓国コスメが爆発的に流行ったけど、これからはタイコスメが来そうな気がする。私は職業的に化粧品に関して玄人の部類に入るが、タイはめっちゃ攻めてるし成分の規制がゆるい。そのため、自己責任でとんがった化粧品を使いたい人にはお宝が多いのだ。

今回はスキンケアを中心にあれこれチェックしてみた。購入したコスメは、この記事では一部のみ紹介だけど、おみやげ記事で全公開予定。アップしたらきっとこの辺に↓↓↓ 出ると思うので、そちらもご参考に。

狙いは大きく3つに分けられる

では、タイコスメどこで何を買えばいいのか。タイには高級ラインのデパコス系は出そろってないので、だいたい以下の3パターンになるだろう。例外としてマダム向けのスパで出しているボディケアやアロマなどもあるが、手に入りにくいので今回は除外した。

  • 薬局で買う医薬品のコスメ

タイの薬局で有名なのが「ブレズ薬局」。アソーク、プロンポン、トンローなどバンコク市内を中心に支店があり、アソーク店には日本人のスタッフが常駐している。普通の薬も販売しているが、日本では処方薬としてしか入手できない「ヒルドイド」など、美容系の医薬品が手に入る。もちろん薬なので何があっても自己責任ではあるが、喉から手が出るくらいに欲しい人も多いだろう。

「ブレズ薬局」公式サイト

  • ドラッグストア・スーパー系

バンコクのドラッグストアは実用的なコスメがいっぱい。スキンケア、ヘアケア、バス用品などがごっそり買える。大きなチェーン店だとイギリス資本の「Boots」か、香港が本拠地の「Watson’s(ワトソンズ:屈臣氏)」がツートップ。この2つを回っておけば、ほぼドラッグストアブランドはチェックできるだろう。また「Gourmet market(グルメマーケット)」という高級スーパーも見逃せない。ヘアケア、デンタルケアの品ぞろえと価格はドラッグストアに勝る。

  • パケ買い必須プチプラコスメ

超かわいいパッケージのタイコスメがグイグイ来ている。ドラッグストアでも一部は買えるが、多くはショッピングモールにストアを構えていて、ショッパーもかわいいデザインなので、ぜひ直営店で買いたい。値段的には日本のプチプラと同じくらいの感覚。ターゲットは10代~20代で、うちらおばあにはちとキツい品揃えだw 日本未発売のものが多いので、若い子向けのお土産にはいいかも。

アソーク駅で一気にそろえる作戦

「いったいどこで買えるの!」「日程に余裕がない」という方へ。大丈夫、アソーク駅(スクンビット駅)でほぼ一発終了できる。医薬品の「ブレズ薬局」、ドラッグストア2軒とスーパー、プチプラコスメ直営店、みーんなこの一帯に集結しているので、短時間で爆買いOK。夜10時まで開いているので、昼は観光、夜はショッピングでもいいんじゃないだろうか。

医薬系の総本山「ブレズ薬局」

アソーク駅の改札を出て東へ進み、高速道路の高架下へ降りたところ。(下に地図あり)このような店構えで、半分が美容クリニックになっているようだ。どっちも日本語が通じる。美容点滴などを受けに来る日本人も多いとか。

場所は ↓↓ ここ。となりはファミマがあるので、すぐわかるはず。日本人の人は奥へずずい~っと進んだところに常在している。私が行ったときは上品そうなおじさまだった。

ルミガン、ヒルドイドはここで

ここで日本人に人気があるのは、保湿系の塗り薬「ヒルドイド」。私も日本の病院で処方してもらっていた。もちろんここで買えるのは処方バランスが違うけど、日本の有効成分よりもはるかに配合濃度の高いものが手に入る。濃度の低い顔用と、濃厚なボディ用(写真)があり、サイズも大中小と揃う。

もうひとつ、日本人女子に人気が高い「ルミガン」。もとは緑内障用の処方薬ということで、きっと眼圧を下げる成分が入っているのだろうけど、これをまつげの付け根に塗ると、グーンとまつげが伸びると評判だ。目薬なので、目に入っても危険じゃないという点からは、他のコスメよりも信頼できそう。

ちなみに、いろんなサイトで「1000円くらい」と書かれているが、私が行ったときのレートでは2220円だった。値段はしょっちゅう変わるようなので、買う前に確認した方がいい。奥から出してくるので値札もついていない。

アバイブーベもここで買っておこう

バタフライピーの青いシャンプーで有名な「アバイブーベ」。もとは病院発の化粧品ブランドである。ここのヘアケアはあんまりあちこちに売っていない。探せばあるんだろうけど、ブレズに全種類あるのでここで買っておくべし。私は以前に使用して髪に合わなかったので、今回は購入なし。そのうち石けんでも使ってみようかな。

日本語サイト「アバイブーベ」

ターミナル21地下ドラッグストア

お次はドラッグストアを攻めよう。ターミナル21の地下は、化粧品好きにとっては黄金郷。「Boots」「ワトソンズ」「グルメマーケット」がワンフロアにあるので、一気に買い物が済ませられる。けっこう広いので歩きやすい靴で。

Boots と ワトソンズが揃い踏み

店舗の規模はそれほど大きくないけど、しっかりコスメは充実している。特にボディケアやシートマスクなど、ドラッグストアならではの品が豊富に並ぶ。面白いのは、パウチがいっぱいあること。日本でもシャンプーなどはパウチのお試しを見かけるけど、こちらはリップグロスなどもパウチ仕様。値段が安いので、バラマキにもぴったり。

あとは、東南アジア限定のタイガーバームや、マッサージ用品、蚊を寄せ付けないスプレーや日焼け止め、漢方の石けんなど。なんだこりゃなものも多いけど、暑い国用の化粧品は日本の夏にも役に立つはず。

グルメマーケットの中にもコスメが

侮れなかったのが「グルメマーケット」。外国人や富裕層を狙った高級スーパーだけあって、スパ仕様のボディケアやアロマグッズが豊富に手に入る。特にこの「Sabai arom」は人気が高いブランドなのだそうだ。

こちらはボディスクラブ。ひと瓶まるっとサンプルになっている。香りがすごく強い。そしてお値段はけっこう強気。ハンドクリームの5本セットなど、お土産を意識した商品も並んでいた。ぜひチェックを。

あと、「グルメマーケット」で買っておきたいのが、こういう安価なトイレタリー商品。これは大人気の「Pond’s BB」で、ボディシャンプーなどのコーナーに置いてある。そして有名なハミガキ「デンティス」や「リステリンNo.6も。洗面所周りはスーパーで一気に買うのが手っ取り早くていい。

ターミナル21の3階はコスメフロア

さて、いよいよショップ攻撃に行くかの。ターミナル21のエスカレーターを3階(日本でいう4階)に上がれば、そこはコスメとファッション小物のフロア。ほぼ女性ばっかり。ここに人気のブランドが集結しているのだ。

タイコスメが一堂に集結している

タイの可愛い系コスメブランド、実はあちこちのショッピングモールに分散していて、なかなか攻略が難しい。そんな中でここはかなりヒットが多いフロアである。まずは私が買った「Beauty cottage」のパケをお見せしたい。このようなロマンチックなお姿である。

とりあえず目についたコスメショップを挙げておこう。ここを軒並み回れば、相当の収穫があるはず。店員さんも男の人、女の人、どちらか不明な人、みんな美しくメイクしていて素晴らしい。

  • Beauty cottage
  • Beauty buffet
  • The Face shop
  • IT’S SKIN
  • BOTANIQUE
  • NYX
  • Beauty Station
  • SAVON DE MARSEILLE

現在出店している店の案内は下のリンクから。さらにBTSのアソーク駅構内に、タイのプチプラでは外せない「ミスティーン」の直営ショップがあるので、そちらも忘れずに立ち寄ろう。健闘を祈る!

ターミナル21:フロアマップとショップリスト(2020年5月)