バンコクへは「ロットゥー」で
ドンムアン空港からアユタヤへは国鉄を利用したけれど、アユタヤからバンコクはロットゥーが便利。ロットゥーとは乗り合いバス(というかバン)で、一応発着時刻はあるようだが、人がある程度集まれば発車する。所要時間はバンコク市内まで1時間半。手軽で安いので、多くの人がロットゥーを使うのではないだろうか。
交通の選択肢は大きく3種類
タイ国鉄のページでも書いたが、バンコク⇔アユタヤのアクセスは、大きく3種類に分かれる。ひとつは今から説明するロットゥー。陸路で行くルートだ。そして行きで利用したタイ国鉄。これは本数が少なくダイヤが乱れがちなのがネック。ただし料金は100円以下、バンコクのファランポーン駅(2021年からは未定)に着いてしまえばMRTやBTSのアクセスはいい。
あとはタクシー。快適だし目的地までまっすぐなので便利極まる。料金はざっとGrabのアプリで調べてみると、バンコク市内からアユタヤ駅まで690~910バーツと出る。2500円~3500円くらいか。
博物館の無料シャトルも利用できる
実は条件さえ満たせば、無料のシャトルも利用できる。アユタヤの「アーツ・オブ・キングダム・ミュージアム」が2019年12月から開始したサービスで、1台につき定員50名。火~日の開館日に王宮前からミュージアムまで運んでくれる。
時間、発着場所などはこちらを参考に。ミュージアム来訪予定のある人には便利なサービスだ。ただし、ミュージアムからアユタヤの中心地まではけっこう離れている。そこは自力でアクセスするしかないので、ミュージアムがメインでないならおすすめはしない。
乗り場は7-11とは反対側
アユタヤからバンコクに向かうロットゥー乗り場は、セブンイレブンが目印。日本のセブンと違って遠目ではわかりにくいので、地図をよく確認しよう。乗り場はセブンから大通りをはさんだ斜め向かいにある。
大きな地図で言うと、このあたり
歴史公園と駅の中間くらい。大きな通りがあって、その通り沿いにバス乗り場やロットゥーステーションがある。
寄ってみる。緑の囲みがセブン。ロットウーはその道向かい。セブンの並びにもロットゥー乗り場があるが、行先が違うので注意を。
まずはチケットを購入しよう
降りるときに料金を渡すと記載されているサイトもあるが、チケット売り場がちゃんとあった。右側の建物でお金を払い、チケットを指定された車の運転手さんに渡す。中へ乗って待ってろと言われるので、人数が揃うまでウェイティング。
ええ~、荷物は別料金だったよ
料金は事前に調べると60バーツまたは80バーツだったが、140バーツ払えと言われた。値上がりしたのかしらと思ったら、荷物(機内持ち込みサイズのキャリーケース)の料金だと。2席ぶんお金を取られてしまった。ちょっとそりゃねーわ。
しかも助手席に座らされ、おっちゃんとの間の物入れの上に荷物。カーブ曲がるたびに動くので、バンコクまでずーっと手で押さえておかないといけなかった。だったらまた鉄道で帰った方がよかったかな~
モーチット駅で降ろされる
バンコク行きとは言っても、北の端のモーチットで降ろされる。週末のチャトチャック市場のあるあたり。ここから電車に乗りついでホテルへ。
MRTとBTS、両方の路線が使える
私が下りたのはここら辺。MRTならチャトチャックパーク、BTSならモーチット。ホテルがアソークまたはスクンビットだったので、どっちでもよかった。とりあえず道を渡って駅舎へ。土日はここらが混んでいるので、同じ場所におろされるかどうかは不明。
なお、バンコクからアユタヤに行くときは、最新の乗り場がチャトチャックの新ミニバスステーション。大きなバスセンターの近くだ。ここ数年で何度も場所が変わっているので、乗る前に必ずチェックを。