世界一美しい書店「エル・アテネオ」
「まだ南米におんのか」と言われつつ、日本を出てから約20日。今日はテレビや雑誌でおなじみの「世界一美しい書店」に向かう。正式名称は「エル・アテネオ」。地下鉄でいうと「Callao(カジャオ)」がいちばん近そうだ。
世界一美しい水道局にも寄る
「エル・アテネオ」に行く前に、同じエリアにある「世界一美しい水道局」にも行ってみる。カジャオの駅から西にちょこっと行ったところ。行く前は「水道局?世界一美しい?」と、半ば疑っていたのだが…
うおぉ、めっちゃきれい。周囲ぐるっと歩いても全方位きれい。なんでこんなゴージャスなのに水道局?しかも現在も使われているそうで、水道料金高く取られそうでこわいw
街中で見かける看板もいちいちかわいいブエノスアイレス。
古い劇場を改装した本屋さん
「エル・アテネオ」に着いた。道の反対側から見た建物はこのような感じ。もとは劇場だった建物を改装して本屋さんになったそうで、思ったよりでかい。
中に入ってみた。一階をずずい~っと奥へ行くと、以前は舞台だった部分がカフェになっている。ここだ、よく雑誌で見るのは。手前の本屋の部分はジュンク堂に近いレイアウトだけれどw
上階からの眺めは確かによろしい
階段を上がって最上階へ。そのバルコニーから見た階下の景色がこれである。劇場の椅子だけはずして売り場になっているのわかるかな~
劇場だった名残は天井のこういうところに感じられる。
内側にも小さな吹き抜けがある。本屋としては普通の品ぞろえ。撮影だけしてさっさと帰る迷惑な観光客w
おまけ画像。かわいくてクラシックなバス。SNSで教えてもらったけれど、これなんとスクールバスなんだそうな。いいな~通学!
黒猫カフェ「ガト・ネグロ」
日本で情報を集めてた時から来たくて仕方なかったカフェ「ガト・ネグロ」にやってきた。写真の右側は工事中であまりに汚かったのでカット(笑)この赤い日よけと黒猫のマークを目印にしてほしい。
もとはスパイスの専門店だった
お店のショーウィンドーに並ぶスパイスや調味料の数々。昔ここはスパイスの専門店で、今も店内には量り売りのスパイスやハーブが並ぶ。
店内のカウンター。もう、どこから褒めていいのかわからないくらい好み。木の棚とかずらっと並んだスパイス瓶とか、黒猫の額とか。とりあえず拝む。
カウンター真横の席に陣取る。左を向けばこの景色。素敵!
もちろんオーダーは「スブマリーノ」
渋いおじさまウェイターさんに手をあげてスブマリーノを注文。ホットミルクにチョコレートを沈めてホットチョコレートにする様子が、「潜水艦」に似ている所から名前がついたドリンク。
このチョコは溶けやすい専用品なんだそうな。そしておいしい~クッキーがついてきた。シナモンの香りがふわっと。さすがスパイス屋さん。
ブエノスアイレスの喫茶店では、お冷は炭酸水なのである。ナプキンやお砂糖もかわいくて、素敵な時間をまったり過ごせた。好き、このお店♡
アルゼンチン式超厚ピザにトライ
アルゼンチンは移民の国。特にイタリアからの人が多く、ピザ屋が街のあちこちにある。その中でもオベリスクに近い「Guerrin(ゲリン)」は超有名。地元っ子に人気の味にトライしてみる。
持ち帰りか着席か立ち食いか
ここが入り口。遠くからでも目立つ赤い店。入るとすぐにカウンターが見える。おお、昼の4時ごろなのに人が並んでるよ。
この店には3パターンの客がいる。まずは座って普通に食べたい人。少し料金は高くなるけどカウンター横目に奥のテーブル席へ。普通にメニューを見て注文して後払い。
そしてお持ち帰りの人。私は今回これ。レジの近くに書いてあるピザのリスト(焼きあがってカットしてあるもの)から選んでお金払って終了。たぶん上に掲げてあるメニューも1枚まるごとなら作ってくれるんだろうけど、言葉の問題で伝わらなかった。
最後はその場で立ち食いする人。基本的に持ち帰りと同じ。店内の立ち食いテーブルでみんなもりもり食べてるw
持ち帰ったカットピザ2枚をレンチンして夕ご飯。まるごと1枚オーダーしなくてよかった。カットピザでこの大きさ。チーズの量が…うわぁぁあ
分厚さ…これを布団にして寝れるくらい厚いw これピザちゃうやん、パンやんw めっちゃお腹いっぱい、ちなみにモッアレラとナポリターナだったっけ、どっちも味は同じだった(笑)