マルタのお土産ご紹介コーナー
今日はいよいよ最終日。午後1時に迎えの車が来るまで、お土産の買い物と散歩に出ることにした。何度か港の近くのタワーというスーパーには足を運んだが、今日はスコッツという店へ。
タワーは4階建てで販売面積が広いが、こちらの方が生鮮食料品とデリは圧倒的に充実している。途中、親切なおばあちゃんが「あなたドコ行くの?」と付いてきてくれて、最後までマルタの優しさを感じた旅だった。
では、買ったお土産イッキに紹介。(他の店で買ったのもあり)
食べ物がやはり圧倒的に多い
左はツナのスプレッド。ホテルの朝食で大きなボウルにどっさり出ていた。実はマルタはマグロの一大漁場で、その殆どが日本に輸出されている。味はサワークリームとハーブ風味。
右はバニラやカラメルの味がする、絶品ゴゾハニー。これは小さなポーションだけれど、ちゃんと瓶詰めも買ってきた。最高のお味!
左は乾燥ポルチーニ、右は固形のグレイヴィーソース。こういうものって、日本で買うととても高いけれど、さすがこちらでは生活価格。特にポルチーニは日本で1500円相当と思われる量が350円程度。これなら、パスタやリゾットにも気前よく使える。グレイヴィーはクノールの域を出ないが、家庭料理には十分な風味だった。
こちらもクノール製品。私が旅に出ると必ず大量に買って帰るインスタントスープの類だ。こういうものは土地柄が出るので、同じクノールでも種類が大きく違う。
マルタのものはMade in Itaryだったので、たぶんシチリアでも同じものが売ってあるだろう。今回ゲットした中で珍しいのは、オックステール、そしてコリアンダー。前者は想像通りの味だったが、コリアンダーはかなり個性的。肉料理のソースとして、ポテトと一緒にいただくのが良いようなパンチの効いた味だった。
食べ物以外は工芸品と歯磨き
もうひとつ、海外に行くと必ず買い込む歯磨きやマウスウォッシュ。日本と比べてオーラルハイジーンが徹底されている欧米では、歯磨きコーナーの気合が違う。今回は10種ほどゲット。
右はライムストーンにマルタクロスが彫られた小物入れ。使ううちはちみつ色になるそうだ。
こちらもマルタ記念品。博物館のショップで買ったマルタ騎士団のボールペン。甲冑を着ている騎士が棒状になっているというキモさが良い(笑)持つと重いし、ほとんどインクも出ないが、文具好きなので見つけるとつい買ってしまう。
右はイムディーナの路地裏のガラス工房で見つけた、ワインボトルのストッパー。独特のイムディーナグラスは、どこかベネチアのガラス製品にも似た雰囲気がある。母にも色違いをプレゼントしたのだが、非常に喜んでくれた。指輪やペンダントトップなども、欲しかったが予算が…
空港じゃない「サクラ・ラウンジ」へ
プレルナホテルのカフェ「サクラ・ラウンジ」
後ろ髪をひかれながら空港へ
帰りのマルタトランスファーは、じいちゃんドライバーが空港まで送ってくれた。普通のワゴンで貸切だったので、途中色々と話をしたが「俺は生まれてこの型、この島から出た事がないよ。日本なんて場所もよくわからない」と言っていたのが印象的だった。
飛び立つ翼越しに、最後にマルタにありがとうを言った。はちみつ色の建物と暖かい人たち、そして美しい海と空に、いつかまた会いに戻って来たいと思える、素晴らしい旅だった。
Fin