Bakery Cuencan Taste
普通のパン屋さんがこれほどありがたいとは
宿からすぐのところに、美味しいパン屋さんがあったのでラッキー。毎朝、焼きたてパンを買いに行った。朝7時過ぎにもう開いていたので、近所の方も朝ごパンを買いに来るんだろうな。
場所はここ。港の近くにも、もう一軒パン屋さんがあった。サンクリストバルはカフェもああるし、西欧人が多いのかもしれないね。
ケーキもあるよ~~、どうしようw
すごく感じのいい若いお兄さんがレジにいて、少しだけ英語もいけるみたい。なにより品ぞろえが素敵。シンプルなパンも惣菜系もあり、さらにはケーキまで。こういうの久しく食べてないから興奮したわ。
日本のケーキ屋さんで見たら「なんて素朴なの」と思える昭和なケーキたち。でも、ここガラパゴスでは目にまぶしい・・・
数ある中から、お惣菜のオムレツとフラン(スペイン式の焼きプリン)を。
三角のはパックの桃ネクター。ああ、水割りの薄いジュースばっかりだったから100%ジュースも久しぶり。オムレツはベーコンがたっぷり入って、すごく大きい。フランはやや甘いけど、卵の味がしっかりして美味しかった。
お値段はこれで合計4.8ドル。オムレツやケーキはお高いコーナーで、普通のパンは60セントが中心。翌日食べたチーズパンがとても美味しかった。
Morning Beach
朝のビーチは泳げない・・・
昨日訪れた「プンタ・カローラ」に再び。
ガラパゴスを訪れる人はよく「シュノーケリングなら朝がいい。海水が澄んでいるし、エサを求める魚の行動が活発だから」という情報を耳にするだろう。確かに水がきれい。遠くのポイントに、船でエンヤコラ行って深いところで楽しむならぜひそうして頂きたい。
しかし・・・ビーチで泳ごうと思ってる人はちょっと無理かも。
縄張りに入るとアシカさんが威嚇する
見てこの潮の引き具合。昨日の夕方はきれいな砂浜があったのに、ごつい岩がむき出し。ぬるぬるした海藻がびっしり生えているため、ここを踏み越えて深さがあるところまで行くのは大変だ。
しかも縄張りを主張する方々が、よさげなポイントで検問を行っていらっしゃる。
それでもせっかく来たんだし、少しくらい海に入れないかと頑張って延々と岩場を超えていくも、足は岩で切れて血が出るし、思いのほか強い波に足元をさらわれ、思い切り岩に背中を打ち付けてしまった!いてぇぇぇぇぇ(涙
おそるべし自然(というか自分がどんくさい)激痛で頭がくらくらするし、海の果てまで岩があるのが透けて見えて心がポッキリ。うーむやはり素直に、先人たちが確認したシュノーケリング好適ポイントに行くべきだな。
最後にボスらしき大物に吠えられ退散。おお、こえぇぇぇぇ。これ以上は入ってくるなという警告だろう。おとなしく砂のあるところで寝っ転がることにします、すんませんでした(涙)
ガラパゴスの不思議な植物
帰り道、林の中で気になっていた植物ウォッチング。サンクリストバルのあちこちで見かけたのだが、割れた実やら、トゲ状の実やら、ふわふわした花やら、全てが同じ赤い茎から生えている。なんじゃこりゃ。こういう不思議プランツを見て歩くのも、ガラパゴスの楽しみのひとつだ。
マナーが悪い人はガラパゴスに来ないで~
悲しいお知らせもある。
ガラパゴスへ来てから、タバコを吸っている人がいないし、道端にゴミが落ちているのを見かけることもなく、さすがに環境保護に力を入れている島だけあるわとゴキゲンだったのだが・・・
プラヤ・マン近くの森の中に、こんなゴミが散乱していた。立ち入り禁止の柵の中なのに、黙って入ったのだろうか。食べかすもそのまま放置してあり、こんなのアシカが間違って食べたら死んでしまうやないか。
旅人の仕業か、現地の人なのか。もし旅人なら、ガラパゴス入島のとき、誓約したルールが守られていないことになる。すごく情けないし不愉快な光景だった。
Local Restaurant Again
南米シチュー、絶品の「サンコチョ」
すごく美味しかったので、再来してしまった「Picanteria Sarita」。
今日は前菜(スープ)が「Pescado(魚)のSancocho(サンコチョ)」で、メインはチャウラファン、ビステッカからの二択かな。16 APOは16皿限定?ようわからんけど、気になっていた「Chaulafan=チャウラファン」にする。
「サンコチョ」は知ってたの、南米を代表する郷土料理。南米だけでなくドミニカとか、カリビアンの島々でも食べられてる汁物。ブラジルにもあるし、それぞれの地域でレシピもいろいろ変わるよね。今回その名前を見つけて初体験!
いえ~~い、めっちゃうまい。本来はチキンと野菜を煮込んだシチューらしいけど、ここのは魚ベースですっきり味。にんにくの入ってないブイヤベースみたい。添えてあるライムを絞っていただくと最高!スペイン語が喋れたらおかわりしたかったな~
チャウラファン=「炒飯」のこと
「Chaulafan(チャウラファン)」、これは「炒飯(チャーハン)」のこと。中国語がなまっただけみたい。でも、味はしっかり南米アレンジされている。お肉とスパイス、黄色い色はターメリックだろうか。パラパラのお米なのですごく食感がいい。
ここへコリアンダーのきいたチリソースをたらしていただくと、さらに美味しい。本当はスープに入れるソースだったようだが(周りを見て知った)薄味の炒飯にチリソースは絶妙に合うので、ぜひ日本に帰ってもやってみたい。ほんと、この店は何を食べてもうまいと確信した。
Interpretation Center
自然の中の無人?ミュージアム
ホテルに帰ってシャワーを浴びたら、思いのほか背中の傷が深かった。破傷風が怖いので、日本から持参した薬で手当をし、昼からは海に入らないコースで楽しむことにする。そうなると、行先は文化施設。プラヤ・マンの先にあるミュージアム「Interpretation Center」に行ってみることにした。
プラヤ・マンからプンタ・カローラに行く道の途中、右手側にある標識から坂を上がっていく。一本道なので間違うことはないだろう。やがて建物が見えてくるので、受付のノートに名前と国籍を記入して中へ。受付は無人だった。
施設の内容は正直、おおっというものではなく、サンクリストバルの自然や歴史についての展示物。ここはざーっと見て外へ。
実はこの施設は高台をめぐるトレッキングコースの一部になっていて、いきなり施設の中をゴツいランナーが走り抜けたりする。トレイルラン、っていうの?
見つけた!「Cerro Tijeretas」
中でも見るべきは、今朝行ったプンタ・カローラのまだ先にある、どうやってアクセスするんじゃというシュノーケリング・ポイント「Cerro Tijeretas」。このコースから道がつながっているのだ。
私もこの「Tijeretasの丘」に上がらなければ発見できなかった。小高い丘が岬のはしっこにあって、そこから見下ろしたところに小さな入江があった。
見つけたのは偶然。さんざん打撲して傷む背中をかばいつつ、それでも景色の良さに感動しながら、ちんたら2時間も歩いていたのさ。
トレッキングコースにはあちこちに心地よい休憩所があり、水のボトルも2本持ってきてたし「いや~ええ眺めだったわ~」と思って帰ろうとしたら。
あれ、あれれれ?
カメラさん、ズームお願いします。
おおお!もしやここが!こんな人目につかないところに、こんな小さなポイントが。
しかしここがすごく水がきれいで、囲まれた入り江になっているので初心者でもシュノーケリングしやすそう。岩だらけの海岸でケガするくらいなら、ここを探して来ればよかった。
高台の展望台から降りる道沿いに、小さな看板が出ていて、そこから下りていく。とりあえずトレッキングコースに入れば見つかるはずなので、今から行く方はぜひ発見してみて~
ちなみに海岸近くまで降りてきて、北の方角に見えた白い島影?「あれ~、こんな方角に島あったっけ」と思って撮影し、帰ってから調べたけど、そこらへんの海域って何もない・・・
なんじゃー!気になるー!ご存知の方がおられましたら、ぜひ教えてください。ぶきみー。