ランチはグランドセントラルマーケットで
いかにもアメリカらしい食べ物ばかり
本屋さんの後はランチへ。ここもガイドブックでは有名な「グランドセントラルマーケット」。
少し遅い時間だったので、待たずにすぐ食べられた。観光客も多いけど、地元の人向けの果物屋やスパイス屋なども数多く、アメリカ人の好きそうな食べ物スタンドがいっぱい。値段はスーパーよりはやや高いかな。
メキシカンが間違いなかろう
好きなものを食べていいよと選択権をいただいたので、ここはやはりタコスで決まり。大昔、カリフォルニアで食べた唯一美味しいものといえばメキシカンだった。
マーケット内にもいくつかタコス屋さんがあり、マダムおすすめのこの店に。「どの肉にする」と聞かれても、日本人では見た目で判断できまいて(笑)私はたいていポーク。引き裂いた豚肉とライムの組み合わせが最高なのである。
出来上がりがこちら。タコスは店によって大きさが違うが、こちらの店のは巨大!
大きなトルティーヤを下に敷き、その上に肉をドサーーーッ、上にトルティーヤを何枚か置いて、自分で巻き巻きして食べるスタイルだ。
値段は4ドルちょい。てっきり小さいサイズだと思って、いくつもオーダーしようとしていた。1つで食べきれないボリューム。ライムが少し乾燥していた以外はワンダフル。
ちなみに後ろにあるのは同じ市場内のクラフトビールスタンドで購入したすっきり味ビア。タコスの倍の値段でびっくり(小カップで1000円以上)
サンタモニカからBBBで空港へ
久々なんで街のムードが違ってる
夕方からご用事のあるマダムに車でサンタモニカまで送っていただき、街をぶらぶら。フレズノに住んでいたころ何度も来たけど、全く覚えていないのはどういうこっちゃ。
モールで買い物してビーチでカモメにつつかれて、ホテルのシャワーがうっすら塩水だったことは覚えているが。そうそう、映画「スティング」の舞台となった桟橋を見に行ったことも。
今はすっかり都会的になり、いずこも同じスタバやH&Mなど、見慣れたショップが建ち並ぶ。わずかに「ああここはサンタモニカ」と思えるものはと言えば、ロサンゼルス名物の細っこいヤシの木だろう。しかし1940年代に植えられたこのヤシの木も、近頃では寿命を迎えて枯れつつあるのだそうだ。あと数十年したらヤシの木のないビーチになっているかもしれない。
BBB=Big Blue Busで帰るよ
クルマ社会のアメリカはUberやLyftが発達しているので、グループ旅行ならそちらが手軽だが、一人旅で私のように貧乏ならば、やはり公共交通機関に頼りたい。
「ビッグブルーバス」はサンタモニカを起点に走る乗り合いバスで、名の通り青い車体が目印。サンタモニカの至る所にバス停があり、ロサンゼルス空港近くの「LAXシティバスセンター」まで行く路線がある。
ビッグブルーバス乗り場はこちら
バス停はこの看板。ルートが掲示してあるので、空港行きの「3」または「R3」に乗ろう。
「3」がローカルでちょっとゆっくりめ、「R3」はラピッド(急行)なので、こっちがおすすめ。料金はローカルが$1.25でRは$2.25。ただししょっちゅう値上がりしているので事前に確認を。
「3」と「R3」の乗り場は赤い丸の場所。他にもあるけど、観光客がアクセスしやすいのはこの2か所じゃないかな。基本、4thストリートぞいを走っている。サンタモニカはLAXの北側なので、海を左手にして下(南)向きに走行する。右側通行だからレーンは日本と逆ね。
バス停には「あと何分で着くよ」という電光掲示板もある。上の写真(右)のルートをぐんぐん走って、40~50分くらいで「LAXシティバスセンター」に到着。ここで空港行きの無料シャトルに乗り換える。
LAXシティセンターから空港シャトルへ
上の地図、左側が空港との位置関係。降り場が近くなると窓の外に空港の景色が広がり、ぐわ~んと大きくカーブしてバイパスから一般道に入るのですぐわかると思う。
降りると、がらんとしたバスセンター。西側に数メートルの道路を渡って「Lax Lot C」と書かれた無料シャトル乗り場がある。(写真の青い看板の指す方向へ)
ここでシャトルに乗り込み、順に停車していく目的のターミナルで降りる。(自分の乗るターミナルはあらかじめ調べておこう)
下はバスの中から見た夕日に染まりかけるビルと、すっかり夕陽に染まったLot Cの風景。ホテルカリフォルニアな空気がそこかしこにある。それがロサンゼルス。
Big Blue Bus Official site >> ■