中欧3か国(ハンガリー・オーストリア・チェコ)準備編

弾丸!9日で中欧3か国までの下準備

※2014年の記事ですが、放置していたものを2021年にアップしています。情報が古いのでご注意を。

今回の旅は「ヨーロッパ鉄子」(笑)もともと鉄分高めの私が、トーマスクックの時刻表を読んで、ついに辛抱たまらず憧れのヨーロッパ鉄道に手を出すことに。とは言っても、6年ほど前にドイツでICE乗ってるから全く初めてではないんだけど、とにかく欧州の鉄道は面白い。

ヨーロッパの主要な高速鉄道路線図はこちら

格安航空券がこの時期に出るのは珍しかった

日本と違って陸続きの国々を、縦横無尽に高速鉄道が走っている。しかもそんなに高くない。さらに今回は、なんと夏のオンシーズンなのに「29,000円」という破格のトルコ航空チケットを見つけ、ブダペスト(ハンガリー)IN~電車でウィーン(オーストリア)~電車でプラハ(チェコ)OUT という経路に決定した。位置関係はこんな感じ。(クリック拡大)

なんだ、これってよく考えたらナントカ交通社の「中欧3か国めぐり」ツアーと同じやん(笑)なるほど、この3か国はスムーズに首都を回りやすいのでそうなるのもわかる。ただ、今回身にしみてわかったのは「個人でルートを組むのは大変!」ということ。

通貨から言葉からすべて違う国を、ツボを押さえて観光するとなると、準備だけではんぱない。周遊って、ツアーだから気楽にできるんだな~と、改めて思った。でもまたやるけどな(爆)ちなみに,、今はハンガリーもチェコも中欧のくくりになってる場合が多いけど、やっぱり行ってみると「東欧」だった。パリやウィーンとは全く街の雰囲気が違う。

 詳細なルートおよびチケット購入について

こちらは2014年の記録なので、もうアテにしない方がいいかも。あくまで参考資料としての閲覧を。その他の方はすっとばし推奨。

■航空券/ターキッシュエアライン(トルコ航空)

今のところヨーロッパ乗継便で非常に安値で安定している、トルコのフラッグシップキャリア。機材が割にきれいで食事やサービスも良い。乗り継ぎのアタテュルク空港も快適(テロがあってからは行っていないので、きっと変わってるはず)だが、たまに雑なことをする。今回は便の時間変更が連絡されず、こっちが気づいて問い合わせた。あぶねぇ、あぶねぇ。

※クリック拡大

しかし、この値段だったら全然アリでしょ。↑ヨーロッパ各都市往復29000円+燃油+諸税で81,450円!大手キャリアの約半額だもの、最近は人気が出てほぼ満席なのも納得。(そして今は値段も上がっている)

ありがとうトルコ航空、私は忘れない

ちなみに、トルコ航空は湾岸戦争のとき、イランで孤立状態になった日本人を救出してくれた航空会社である。日本政府が安全確保ができないという理由で日航機の派遣をあきらめた中、空爆予告時間のリミットぎりぎりというのに、「誰が行くかと」と聞かれ、何と全員が手を挙げたという。その勇敢なパイロットたちが特別機で救出に向かってくれたお蔭で全員が無事に救出された。その御恩を返したいので、せっせと今後もトルコ航空には乗るつもりである。

鉄道と聞くだけで血がたぎる鉄子のコーナー

ここからは鉄道。今はオンライン予約がサクサクになったけど、当時はポンコツだったので苦労したぜ(笑)

■ハンガリー国鉄/Hungarian railway – MÁV

ブダペスト→ウィーン(国際特急レイルジェット)

ハンガリー国鉄は「MAV START」とも記載されている場合がある。国際列車の始発駅は、多くが東駅(Keleti/ケレティ)から。インターネット予約OK。当日、駅の窓口で切符を買う場合はかなり混雑しているうえに、遅々として作業が進まないので(ヨーロッパによくある事だが)時間に余裕をもって駅へ。

料金は2014年6月 2等車13ユーロ、1等車25ユーロ

Hungarian railway – MÁV

■オーストリア国鉄/OBB

ウィーン/マイドリンク→プラハ

大国オーストリアだけあって、ホームページも見やすいし、Eチケットでそのまま乗車できる。ただし、要注意!一度プリントアウトすると、駅で発券できなくなる。事前にプリントするのか、当日駅でナンバー入力して発券するのか、はっきり決めておこう。

あと、ウィーンは国際列車が複数の駅から出ているので、自分の乗る方面がどの駅からかしっかり把握すること。プラハ方面は市内南側のマイドリンク駅から。おそらく数年内に中央駅の建設が終わり、そこに集約される形になるだろう。(詳しくは本文参照)

料金は2014年6月 2等車は失念(たぶん20ユーロくらい) 1等車 39ユーロ

ÖBB travel portal

日本人宿に泊まってみたよ

今回はブダペストとプラハで、日本人経営の宿に泊まってみた。どんな方が現地に住んでいるのかという興味もあったが、もし自分が将来そういう宿をやりたくなったら(実際いまやりたいので)どういうシステムで経営されているのかという興味が強かった。結果、どちらも非常に快適で便利な宿だった。詳細は本文を参照のこと。