これが噂の絶品「魯肉(ルーロー)」

Good Life Hotel/上樺旅桟

建山ホテルに2泊した後は、中山國小駅すぐ近くの「グッドライフホテル(上樺旅桟)」に移った。前のホテルが問屋街の中のリノベーション系だったのに対し、こちらはオフィス街で駅から近いビジネスホテル。全くテイストが違うが、さてサービスやお部屋はどんな感じか。

なかなか便利なロケーション

MRT「中山國小」から徒歩5分弱。ファミマやスーパーも近いし、夜になると徒歩1分くらいの所に「雙城街夜市」が出るので、食べるものにも困らない。少し歩けば、庶民の台所「晴光市場」もある。

部屋はこんな感じ。前の宿の3倍くらいの広さ。お姉さんがアロマを炊いてくれた。ベッドもデカいし食事ができるテーブルもある。これで1泊8000円もしない。地下には無料のランドリーも。なかなかコスパはいいんじゃなかろうか。

洗面台も広々。ただし、バスルームの中に設置されているので、お風呂の後は洗面台もトイレもびしょびしょだ。今回は2軒ともこういう造りだった。流行ってるのか?使う側からすると非常に残念。

レインシャワーとハンドシャワー、お好きな方でどうぞらしいが、それよりトイレの床が濡れない構造にしてほしい・・・

ほぼ日本ビジホと同じかなと思いきや

冷蔵庫あり。アメニティもフル装備。ここらは日本のビジホと同じ。

日本のホテルと違うのは、チェックイン時間。通常で午後3時。アーリーチェックインはさせてもらえない。週末は午後6時ごろまでチェックインできないので要注意。なぜかというと昼間はラブホになっているからだ。台湾ではよくあることらしい。まあ、日本でもデイタイムなんちゃらやってるビジネスホテルはいっぱいあるからね。

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名店!「黄記魯肉飯」

「台湾の市場に行くと八角の匂いがする」という人も多いはず。あれは「魯肉(ルーロー)」の匂い。お肉や豆腐などをスパイスの効いた煮汁で煮込んだ、台湾の代表的な庶民派グルメである。

中山國小の有名店「黄記」

そんな台湾人の愛する魯肉の有名店がホテル近くにある。名前は「黄記黄記魯肉飯」。フロントのスタッフに「あそこ美味しいの?」と聞いたら、バックヤードから兄ちゃんが出てきて熱くその魅力を語ってくれたw とにかく食え、と。俺を信じろ、と。それほど美味いらしい。だったら行かねばだわ。

公園の前の「黄」の丸いマークが目印。大抵の時間、人が並んでいるのですぐわかる。というか近くに行くといい匂いがする。ちばみに「ホァンジー ルーロウファン」と読む。

中で食べるか持ち帰りか

台湾のお約束。「中で食べる(内用=ネイヨン)」か「持って帰る(外帯=ワイダイ)」で並ぶ列が違う。最初は中で食べようと思ったけれど、並んでいたので時間がかかりそう。そこで、同じ行列でも回転が速い持ち帰りにチェンジ。まずは、ここで注文票を取って書き込み、外帯の順番待ちをする。店員さんがやってきたら、すかさずサッと注文票を渡すべし。並んでる順ではなく、渡した順がルールなのである。

噂どおりのめちゃウマ肉に感動

数分で番号を呼ばれ、取りに行ってお金を払う。(実は中国語の番号がわからず店のお姉さんに違う人のを渡されて、後で取り替えに戻った)ホテルに帰ってお皿を借り、さあレッツオープン。おおお、これは!!!

まず、私の盛り付けの技術が素晴らしい。なんと食欲をそそるビジュアル、そして香り。黄記魯肉飯という店の名前なのでぶっかけ飯が看板ではあるが、実際はこの肉の煮つけがメインである。

肉には2種類の部位があり、油少なめの正肉と、写真に写ってる骨周り肉。豚足などのゼラチン質が大丈夫な人は、骨周りがおすすめらしい。しっかりと汁を吸いこんでとろけるゼラチン質がたまらない。

肉の後ろにあるのは「油豆腐」。厚揚げを肉の汁で炊いてある。まずいわけがない。そして肉の横にあるのは筍。細長く切ったものが薄味で煮てあり、注文してからさっと肉の汁にくぐらせる。肉との相性最高。

ちなみにお値段は、肉の小と筍、油豆腐、全てで110元(400円弱)という信じられない安さ。日本人が苦手とする八角や丁子もそれほど激しく主張していないし、しつこくない味なのでぺろっと食べられた。ここは本当におすすめ。次は店の中でスープや炒めものも一緒に食べてみたい。

デザートは台湾果実「レンブ」

魯肉飯の近くの夜市で、帰りがけにフルーツを購入。夜市にはたいてい果物屋があり、カットフルーツを売っている。これは「レンブ」。漢字だと蓮霧、中国大陸だとリェンウー。日本語ではジャワフトモモ。

比較的一年中手に入りやすいけど、ちょうど今が旬で最もおいしい時期。りんごに似ているようで、食べると全く違う。サクサクと軽くてやわらかな甘み。私はこのレンブとグアバが大好きで、台湾にいくとたいてい買って食べる。フルーツ大好き♪