サウスケンジントン「自然史博物館」

こちらの記事は2012年の再掲です。多少情報が古いことをご了承ください。

イングリッシュブレックファースト

時差ぼけしないのだけが取り得の私。コツは飛行機の中で現地時間に合わせて睡眠を調整すること。なるべく、じゃなくて徹底的にやる。現地の昼間は必死に起きて、到着日の夜は眠くなくてもむりやり薬で寝てしまう。

薄いパンとティーバッグの紅茶

こうして6時にすっきり起床。シャワーを浴びてブレックファスト。と言ってもトーストとフルーツ、チーズとハムくらい。普段は和食なので正直3日で飽きた。

奥に見えるのがイギリス式の薄~いトーストで、日本で言うと8枚切りくらいだろうか。関西人が発狂する薄さ(5枚切が主流)だ。紅茶の国だからリーフで飲むのかと思いきや、どこへ行ってもティーバッグ。ただし1日何度も紅茶を飲むし、ミルクは必ず入れる。

美術館エリア「サウケン」へ

アールズコート駅へ。今日は博物館の街、サウスケンジントン(略してサウケン)で一日過ごす。アールズコートから東へわずか2駅。ハロッズなどにも程近い、非常にハイソな街である。

サウケン駅前には「自然史博物館」「科学博物館」「ヴィクトリア&アルバート博物館」という、3つの英国を代表する博物館が隣接して建ち並び、どれもとんでもない規模である。

本当は2日くらいかけて回りたいところだが、他にも予定が詰まっているので、特に興味のある「自然史博物館」を午前、「ヴィクトリア&アルバート博物館」を午後から攻めることにした。

サウケン駅はアートの薫り

サウケン駅で降りたら、何やらでっかいポスターが目に入った。どうやら近隣のミュージアム開催される特別展の案内コーナーらしい。いそいそとコンコースの端まで行って撮影する謎の東洋人(←ワシ)

世界の「クサーマ!」草間彌生ちゃん、もうすっかり西欧ではビッグネームなのね。でも言うておくが、これ若いころの写真ぞ。いまもう80代ぞ!ww そしてデイヴィッド・ホックニー。ロイヤルアカデミー・オブ・アーツで開催していた。

ホックニーは入場券をロンドン在住の知人にお願いしていたが、売り切れで鑑賞かなわず。ロンドンのアートに対する食いつきの鋭さを感じる。

これは改札口までの階段。後で、これは地下鉄全駅こういうものだと知ったが、初めて見る目には新鮮にうつった。

ハリポタっぽい「自然史博物館」

地下鉄の駅からは構内の通路を通ってミュージアム前に到着。でも賑やかな駅前通りを歩く方が楽しかった気がする・・・

ハリーポッターに登場しそうな建物。うっはー、いかにもエゲレスな「Natural history museum /自然史博物館」に到着!入り口で持ち物チェックしてたけど、おじさんが「行ってよろしい」と手振りで通してくれた。日本人だから?それともバッグが小さいから?

入ってすぐのホールから興奮!

入るといきなりどでかいホールに骨格標本がドーーーン!

ネットで何度も見てたけど、実際に見ると「うひゃぁぁぁ」という感じ。なんか、この建物の雰囲気に合ってないようで合ってるようで、なんかもうバチあたっても知らんぞという感じ。

無料ではあるが、礼儀として£1を寄付してMAPをいただき、とりあえず恐竜ゾーンを端から回ることに。広いわー。ピッチあげないと、あっという間に夕方になってしまいそう。

標本好きにはたまらないコレクション

完全な骨格が残った昔イルカの標本。指の骨もきっちり。意外と知られてないけど、現在のクジラ&イルカ類にもきっちり指の骨あるよね。

中央の大階段。登ったところ(いま、誰かの影でちょうど隠れてて残念だけど)に、白い像が置かれていて、名前を見たら「チャールズ・ダーウィン」。うーむ、気分が盛り上がる!

トライセラトプスの骨のでかさに、ぞーっとしたり、部屋いっぱいにのっそり現れるディノザウルスに度肝を抜かれたり、びっくり箱みたいな館内を、興奮しながら回る、回る。

こういうの好きな人が知り合いにいるので、ワープしてつれてきたかった!大人になりきれない大人には、ほんとたまらない、楽しい場所。

恐竜のたまごは、ちょっとかわいかった。こんなにたくさん生まれるってことは、他の恐竜に食べられたりしたのかな。

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やっぱりいた!「極度乾燥」(笑)

怒涛の勢いでどんどん進む。だんだん冬休みの親子連れが増えてきたが、負けるものかと、かきわけながら。

ふと目の前を見ると「Super Dry 極度乾燥」の文字が!爆笑!!!

このブランド、どうやらいまイギリスで流行しているらしく、どこへ行っても見かけた。きっと某国で作られたものだろうと予測はつくが、アサヒは訴訟起こさなくていいんだろうか(笑)

恐竜ちゃんの後は、大・大・大好きな深海魚ちゃんたちをじっくり愛でて、鳥コーナーへ。ここが思いのほか面白かった!

鳥の剥製、けっこう好きかも

この子は「ドードー」。マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた絶滅種。翼は退化して飛べない。入植者による乱獲や、持ち込んだ外来生物による生態系の乱れで、発見されてからあっという間に絶滅してしまった、悲しい運命の鳥だ。

よく人間のエゴをあらわすときに、引き合いに出される。間近で見るのは初めてだったので、ちょっと感慨深かった。もう剥製でしか会えない動物が(自然淘汰は別にして)出てこないことを願ってやまない。

こちらはハチドリの群れを表現したもの。一羽ならかわいいけど、集団になるとかなりグロテスク。

私の友人が惚れこんでいる「ハシビロコウ」。これも絶滅の危機に瀕している希少種だ。大きなクチバシが特徴で、とても愛嬌のある顔をしている。

きれいな色の鳥は孔雀の一種だろうか。手塚治虫の「火の鳥」を思い出した。こんなきれいな鳥が自然界にいるなんて。

でっかい骨の標本は、やはり絶滅した「大ナマケモノ」だそうだ。(英語名:GIANT SLOTH)熊くらいの大きさだろうか。この無骨な手はすごい。生きて動いている姿を見てみたかった。


最後にSHOPを見に行った。昨日のテートモダンもそうだが、ネットのショッピングコーナーの方が充実した品揃えだ。でも、この天然石のコーナーは面白かった。こうやって並んでいるときれいだが、一個だけ家に持ち帰ると石ころになるのは目に見えているのだが(笑)

そうしているうちに、もう家族連れで身動きがとれないくらいになってきた。昼食をとるにも、カフェは立って食べている人もいる始末。

ここらで退散し、となりのヴィクトリア&アルバート博物館に移動することにする。イギリスに2月に訪れる皆さん、どうかくれぐれも「ハーフターム」という名の学校の冬期休暇にはご注意を。