ガラパゴス洗濯事情と秘密のビーチ

Lavanderiaに行ってみた

洗濯屋さん=ラヴァンダリア

スペイン語で洗濯屋さんのことを「Lavandaria(ラヴァンダリア)」というのよ。長旅になるとどうしても洗濯しないと服の替えが足りなくなるので、地元の洗濯屋さんやホテルのサービスを頼ることになる。

昔はバスルームでうっしゃーと洗ってたけど、もう手首が腱鞘炎になるわいな。最近は、お金で解決できることは努力しないの(大人発言)

てなわけで、やってきた「ロシータ」。港の近くのいちばん賑やかなあたりにあるから、イヤでもこの看板が目に付くはず。ここのほかにも何軒かラヴァンダリアがあり、料金はほぼ一緒。

キロいくらの明朗会計だから外国人も安心

しかしローカル向けの店だと、言葉がわからない外国人は断られるようだ。私も身振り手振りで「街中の店へ行け」と言われた。しゃーない、行ったるわ。

お店の中にはかわいい女の子。はずかしそうにメニューを差し出してくれた。キロいくらの設定だ。実にわかりやすい。

先日のホテルでえらいめにあったので「香水なしで」とオーダー。お値段はスーパーのビニール袋にパツパツで3.5ドル。Tシャツ3枚、デニムの半パン、スパッツ、下着3組、水着上下、靴下3組、長袖シャツ1枚といった感じ。

それで夕方5時にはたたんだ状態で返してくれるんだから、とてもリーズナブルに感じる。宿の人に聞いたら近くの洗濯屋を教えてくれるだろう。

ちなみにガラパゴスは、というよりグアヤキルも、家庭に洗濯機がない家が多い。そのため、ガレージみたいなところに洗濯機をいっぱい置いてある、ローカル洗濯屋に持っていくのだ。

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だれもいない海、La Loberia

空港の南にある景色のきれいな海岸

プラヤ・マン、プンタ・カローラは街から北東に当たるが、今度は西側の海にも行ってみた。「La Loberia(ラ・ロベリア)」は、風光明媚な浜だそうだ。情報量が少ないので、行ってレポってみることにした。

場所は空港の南側。地図にロベリアと書いてある道(ロベリア通り)の突き当り、赤い丸印が遊歩道の入り口で、車はここまで。あとは、長い長い海岸沿いの道を歩いて絶景にたどりつく。

ここはさすがに徒歩で行く距離ではないので、タクシーで。おっちゃんに「タクシー、ポルファボール」と頼んだら「シンコ」と言われた。5分で来るよという意味だ。だんだん会話が成り立つようになってきた。

ちなみに、さんざんこの記事でおっちゃんとのやりとりを書いてきたが、彼は一切英語をしゃべらないw

タクシー下りてからけっこう歩くよ~

ロベリアまでのタクシーは3ドル。写真は上の地図の赤い丸のところ。広い駐車場がある。バス停らしきベンチもあったが、バスが来る様子はなかった。

看板の横から、このような遊歩道が続く。

イサベラ島に比べると少ないが、やはり海に行けば君に会える。

延々と歩くこと10分くらい。まだ人間に出くわしていない。やがてこのような岩場の光景が。海岸エリアのはじっこに入ったようだ。

さらに進むとアシカ様たちのコロニーが。でもまだ地図のポイントははるか先。がんばって歩く。

ウニ発見!でもこれは見るからに食用ではなさそうな・・・

やはり岩場。北斎のような波が立っている

やはりここも岩場のビーチ。しかも風が強いせいか波が荒い。写真の奥、波頭が立ってるのが見えるだろうか。北斎かよ!w 昨日のケガが癒えてないので海には入らないけど、ここでサーフィンしたら血まみれだろうな~

ようやく地図上の「ラ・ロベリア」に到着。なーんもない(笑)私みたいなヒマ人があとから二人来て、波を眺めて帰って行った。ここは売店もなにもないし、景色が見たいのでなければ厳しいかな・・・。アシカは元気に泳ぎ回ってたけど。

それよりこの岩山の方がすごい

「ラ・ロベリア」に関しては、海より個人的に遊歩道入り口から見える巨大な岩山の方が気になった。なんかね、オーストラリアのエアーズロックみたいなのがあるのよ。すごい迫力。ただ、残念なことに削岩作業が行われていた。なんで壊すの~、立派な岩なのに。

Restaurante Lucky

今日は浮気してこっちのレストランへ

また例のRositaに行こうかと思ったけど、3日続けて同じ店も芸がないと思い、Rositaの近くの「Luckey」へ。間口が狭く細長い店で、いつも昼時は西欧人の観光客でにぎわっている。もしかして美味しいのかしらと期待大。

まずスープはミネストローネっぽい、薄いキャベツのスープ。めっちゃ量が多い(笑)ラーメンどんぶりくらいの大きさ。

店内の雰囲気。外のテーブルを外国人が占領しているから「欧米人御用達?」と思ったが、内部はローカルばっかりだった。途中でビニール持ったおばちゃんが「残ったごはんもらっていい?」とテーブルを回って店の人に怒られてた。

JUGO(フーゴ)は「なんだろう、この味」と記憶をたどった結果「野菜○活」の水割りだと判明。そんなおぼろげな甘み。

メイン。「カルネ」って言ってたんで、おそらく牛肉の煮込み。スープにも付け合わせにもビーツが入ってる。右の白いのは大根?お味はねぇ、こちらもおぼろげというか(笑)やはり昨日のレストランの方が段違いにうまかった。値段は同じ4ドル。

ピッカンテソース。これにもビーツが。そしてもちろん、おぼろげな味w

Sea side walk

港から海岸線につらなる通りを、ふらふらと歩いてみた。散歩するだけでも心が癒される。ゆったりしたベンチもたくさんあるので、海風に吹かれて読書するのもいいな~。

爆睡中のアシカさん。鼻すじに珍しい模様!と思ったら、そこだけ砂がはがれてるだけだったw

港の西側に船の修理場があって、そこだけ砂のビーチ。当然、彼らのお昼寝会場になる。赤ちゃんもたくさんいる。

目の前でガラパゴスカッショクペリカンが海にダイブ!エサをキャッチするシーンを見てしまった。すげ~~~

アシカを怒らせると危険です!

ああ気持ちいな~と、のんびりしていたそのとき事件が起こった。

桟橋に寝ていたこの方の横を通ったとき、床に物を落としてしまった。そしたらグワ~~ッと起き上がり、牙をむいて襲いかかってきたのだ。わー、ごめんよーーー!走って逃げたけど怖かった。噛まれると大けがするらしいので、皆さんご注意を!

気を取り直して散歩を続ける。巨大なアシカのオブジェ、というか遊具。さっき怖い目に遭ったばかりなので怯えてしまうw

こっちはカジキマグロのオブジェ。ここらへんで釣れるのかな?

もちろんゾウガメも。この島はオブジェが好きなのかしら。

おお、寿司レストランがあった!海が近いから意外と本格的かもね。行った方、レビューお待ちしてます♡