テアトロ・コロンでオペラの夜

ふたたび「ラパ・ヌイ」でアイス

先日食べた、チョコレートショップ「ラパ・ヌイ」のエラード(アイス)が忘れられず、サン・マルティン駅前のショップへやってきた。あの濃さはくせになる。

パラシオ・パスを眺めて眼福なり

写真は「Palacio Paz」。ラパ・ヌイの数軒隣にある。日本語では「パス宮殿」になるらしい。スペイン語でよかったら、ガイド付きの内部見学ができるそうなので興味ある方はぜひ。

ここはアルゼンチンの名士ホセ・カミロ・パスが、私財を投入して建てた宮殿。ゆくゆくは大統領を狙ってたらしく、もしかしたら今ごろ五月広場のカサ・ロッサーダではなくこっちが官邸だったかも?

公式サイト http://palaciopazxxi.com/

「パタゴニア」の味は甘酸っぱい

二度目のラパ・ヌイ。今度は常連っぽくアイスのショーケースを素通りし、先にレジでカップの種類とサイズを告げる。学習したので今回は小さ目。コーンにしてみよう。Sサイズコーンで2種類ね、おけ~。

ふふふ、どうだねこの山盛り。重いわ、ずっしりくるわ。

選んだのは上の白っぽいのが「バナナ・スプリット」。思ったより甘さは控えめで、こってりクリーミーでバナナの香りがすばらしい。何かナッツも入ってるのかな。チョコチップもさすがの美味しさ。ハ―○ンダッツをさらに濃くした感じ。好き、好き♡

下の紫っぽいのは「パタゴニア・ミア」。アルゼンチンの心のふるさとパタゴニアの名が冠してあるからにはうまいに違いない。と思って食べたら、予想より美味しくて目がハートになった。

うまく言えないが、ブルーベリーとキイチゴとぶどうのミックスを凝縮したような甘酸っぱさ。この独特なフレーバーは「カラファテ」という木の実で、食べた人は再びパタゴニアへ帰ると言われてるんだって。ロマンチック。

憧れのテアトロ・コロンへ

さてさて、今夜はこの旅最後のビッグ・イベント「テアトロ・コロン」でのオペラ鑑賞。「テアトロ・コロン」はミラノのスカラ座、パリのオペラ座と並ぶ世界三大劇場のひとつと言われていて、ブエノスアイレスに来たら這ってでも行こうと思っていたのだ。

「テアトロ・コロン」チケット予約と引き取り

チケットは公式ウェブサイトから購入可能。私は2か月ほど前に予約したが、その時点で良い席は全滅に近かった。すごくお高い席はいくつか空いていたが、そこまで出さないのではしっこに近い4階席にした。

予約してクレジットカードで支払うと、バウチャーがメールで送られてくる。そこらのシステムはしっかりしているようだ。そのバウチャーをチケットに引き換えるのは、劇場内にあるボックスオフィスに行かねばならない。その際、予約したクレジットカードと本人確認のため身分証明が必要になる。

なお、ボックスオフィスは大通りから回り込んだ脇道の途中が入り口。内部に入るとカフェの向かいにカウンターがあり、そこでバウチャーをチケットに代えてくれる。舞台が始まるギリギリに行くとクローズしているので、時間には余裕を持って行こう。

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プティ・コロンでティータイム

無事にチケットが入手できたので、オペラが始まるまでお茶することにした。劇場のすぐ南側にある「プティ・コロン」は、観劇前の皆さんの御用達カフェである。

オーダーは「スブマリーノ」。チョコをミルクに沈める様子が「潜水艦」に見えるところからこの名がついた。ブエノスアイレスに来たらこれじゃろ。

まあ、ただのホットチョコレートではあるけど。ちなみにブエノスアイレスのちゃんとしたカフェでは、お冷として炭酸水が出される。ステキ。

内装も歴史あるカフェらしく、クラシックで優雅。ずっとくつろいでいたいけど、間もなく幕が上がるので行かねばならぬ。

プティ・コロン公式サイト http://petitcolon.com.ar/

階級ごとに入り口が違うのだった

劇場慣れしていないアホな私の失敗談。テアトロ・コロンは大通りではない側が正面玄関で、私は最初この素晴らしい入口から入ったのよ。そしたら、正面玄関から入れるのはストール(一階席)か低層階のバルコニーだけだった。要するに良い席の方だけの入り口だったわけさ。すごすごと退散~~

安いお席の方はこっちよ

紫で○つけてるところが正面玄関。私みたいな上階の席の人は、ぐーっと回って横道へ。そこにいくつか階層ごとに入り口がある。赤い○が私の入った階の高い(安いチケットの)人たち用。係員が立っているので、チケットを見せたら「もっとむこう」などと教えてくれる。

なお、私は北側に回ったけれど、南側にも入り口の扉はあったので、もしかすると両サイドから上がれるのかも?ちなみに入ってすぐにずら~っと行列ができているのはエレベーター待ち。元気な人は並ばず階段でどうぞ。

気分が上がる絢爛豪華な内装

ひいひい言いながら階段で上がり切り、ドアの係員にチケットを見せて自分の席へ。パーシャルビューとは書いてなかったけど、バルコニーのカーブがきつくて、思いっきり右側切れとるやないかいw でも、この美しいホールを見れば心が浮きたつ。

この幕前の一瞬の、華やかな緊張感とざわめきが好き。わくわくするよね!さすが三大劇場、豪華賢覧かつエレガント。面積は小さいが深くのぞきこむような造りで、平日なのに鈴なりの観客はさすが~。

ただし、観客のマナーは問題あり

幕が開いた。今宵のお題は「ラ・ボエーム(La Boheme)」。プッチーニによる、パリを舞台にしたクリスマス物である。うっとりしながら舞台に集中していると、あらら…隣の人が前かがみになって手すりにもたれてしまった。前が見えない…。

これは普通、劇場ではやってはいけないことで、ヨーロッパでこれやると退場させられてしまうはず。なのに、周りの皆さんみんな前かがみ。しかも、背後の立見席の人が空いている席に入れ代わり立ち代わりするので、気が散って仕方ない。アルゼンチン式なのかしら。観劇マナーは注意しておいた方がいいかも。

Teatro Colon ウェブサイト